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UFCがESPNと放映権契約締結 FOX局との契約よりも2.5倍の大型契約を獲得

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今月初めに報道されていたようにUFCがESPNと5年総額15億ドルの放映権契約を締結した事が明らかにしました。 当初噂では年間4.5億ドル(495億円)の契約を狙っていたようですが、これまでのFOX局との契約が年間1.15億ドル(127億円)だった事を考えると今回の3億ドル(330億円)はかなり大型な契約といえます。 この5年間で1000万人以上の顧客を失い昨年は大幅なコストカットを行っていたESPNですが今回のUFCの放映権獲得が人気復活の起爆剤となるか。 今回の契約内容については ・月額4.99ドル/年間49.99ドルでESPN+の視聴 ・年間30大会がESPNの大会として開催 ・コンテンダー・シリーズは2019年6月にスタート ・UFC Fight Passの様なアーカイブ映像へのアクセス 330億円を30大会で割ると1大会11億円 勿論この11億円全てがファイトマネーに行くわけではありませんが、今回の大型契約でファイトマネーアップの方も期待したいです。 ちなみにESPNは先日デイナ・ホワイトの憎き相手MMAジャーナリストのアリエル・ヘルワニさんとも契約。 過去にデイナはヘルワニをUFCの大会から永久追放処分を科すなど両者は犬猿な仲として知られていますがこちらの方はどうなるのか。 https://www.bjpenn.com/mma-news/espn-becomes-new-home-to-the-ufc-with-1-5-billion-deal/

近藤朱里とUFCチリ大会で対戦するポリアナ・ボテーリョ「朱里戦に向けてレスリングや柔術のトーナメントへ参加してきた。スタンドでもグラウンドでもどちらでも戦う事が出来る。」

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UFCデビュー戦で勝利を飾る事が出来たものの試合自体は不満が残る内容だったというポリアナ・ボテーリョ。 理由のひとつとして2年ぶりの試合でブランクが影響していた事があるようですがUFC2戦目となる近藤朱里戦に向けてはレスリングや柔術のトーナメントの参加でアクティブに活動してきた為今回の試合では本来の力を発揮する事が出来ると考えているようです。 「前回の試合は怪我からの2年ぶりの復帰という事もあり自分の力を思うように発揮する事が出来なかった。(前回の相手)パール・ゴンザレスとは打撃で勝負したいと考えていたが相手の意見は違った。テイクダウン対策にかなりの時間を割いて試合に臨んだ為テイクダウンをされる事はなかったが相手はグラウンドでの勝負に拘っていた。 今回の試合に向けて私は打撃だけでなくグラウンドでのスキルアップを目指してきた。以前よりも、よりオールラウンドなファイターとなる事が出来たと思う。レスリングの試合に出場する事でテイクダウンへの自信もより深まったし必要とあればいつでも相手をテイクダウンする事が出来る。スタンドでもグラウンドでもどちらでも勝負する事が可能だ。」 近藤朱里の印象について 「彼女は常に前へ前へと向かってくるファイトスタイルだ。良いローキックを持っているしフェンス際でも強くオールラウンダーなファイターだと思う。これまで対戦したきたストライカーは私との打撃戦を避けてきたが近藤は過去の相手とは違う事を期待したい。 相手の近藤もUFCでは1勝しかしていないから今回の勝利でランク入りするかどうかはわからないが、UFCを納得させるようなパフォーマンスをしてランク選手といつでも戦える実力がある事を証明したい。」 https://www.mmafighting.com/2018/5/18/17276178/poliana-botelho-syuri-kondo-decides-to-brawl-ufc-chile

オスカー・デ・ラ・ホーヤがMMA進出を目論む チャック・リデル vs ティト・オーティズ3戦実現に意欲

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10年前にエメリヤーエンコ・ヒョードル vs ティム・シルビアをメインイベントに据えて開催された総合格闘技団体アフリクションによる大会でプロモーターとして参加して以来のMMAへの参加に意欲をみせているボクシングレジェンドのオスカー・デ・ラ・ホーヤ。 先日UFCホール・オブ・フェイマーのチャック・リデルと会談をもっていましたがリデルはデ・ラ・ホーヤとの会談について、 「俺は現役に復帰するつもりだ。ティト・オーティスは俺にとって常に最高の相手だった。彼は俺にとって簡単な相手だし彼を殴り飽きる事もない。ファンも俺が彼をボコボコにするのを期待してる。」 とコメント。 リデルの現役復帰の噂はここ数年話題にあがっていますがBellator代表のスコット・コーカーはリデルが48歳でまた2010年以来試合から遠ざかっているという事もあり乗り気ではありません。 しかしそれでもデ・ラ・ホーヤはリデル vs オーティズ3の実現に楽観的な考えを示しています。 「俺はチャックとビジネスの話をしている。俺はMMAファイターの事を尊敬しているしMMAの世界に進出したいと思っている。ゴールデンボーイMMAを始めたい。リデルとオーティズの3度目の実現について考えてみてくれ。ファンの注目を集めるのは間違いない。」 またティトは5月11日に自身のインスタグラム上で引退を撤回する事を正式に発表。 「俺はファンが長年望んでいるリデル vs オーティズ3の為に現役に復帰したい。」 果たして。 https://www.mmamania.com/2018/5/3/17316596/oscar-de-la-hoya-starting-golden-boy-mma-eyes-chuck-liddell-vs-tito-ortiz-3-ufc https://www.mmamania.com/2018/5/11/17347004/tito-ortiz-no-longer-retired-returning-to-mma-for-chuck-liddell-trilogy-ufc-bellator

堀口恭司「まだ正式なオファーはないが(次の試合は)RIZIN11でのキックボクシングマッチになる。日本の格闘技が盛り上がる為であればどんなチャレンジでも受けて立つ。」

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Q. RIZIN10の試合後ファンやメディアから現フライ級王者のデメトリアス・ジョンソンとのリマッチを期待する声が挙がっていたが、 堀口 「RIZINが許可してくれる限りDJとリマッチをしてみたいという気持ちはある。」 石井マネージャー 「ただRIZINがというよりもUFCがどう堀口選手を評価しているのかが問題だ。RIZINは堀口選手に対して高い評価をしているがUFCは堀口選手がUFCを離脱する際にあまり良い評価をくれていなかった。」 Q. このまま勝ち続けて良いパフォーマンスをすればUFCの評価も変わるのではないか? 堀口 「その為に今日本に帰ってきたというのはある。」 Q. 堀口選手の次の予定は? 堀口 「日本の格闘技を盛り上げる為にキックボクシングの試合をする。」 石井マネージャー 「まだ正式なオファーはないがRIZIN11でのキックボクシングマッチになる。日本の格闘技が盛り上がる為であればどんなチャレンジでも受けて立つ。」 Q. キックボクシングで戦う事についてどう思っているのか、また誰と対戦するのか? 「対戦相手はまだ決まっていないがいつでもキックボクシングの試合が出来る状態だ。」 Q. キックボクシングの挑戦において違ったトレーニング方法や準備の仕方が必要になってくるがどう思うか? 堀口 「楽しみです。」 Q. 今後もキックボクシングを続けていくのか? 堀口 「キックボクシングへの挑戦はRIZIN限定です。」 Q. 1試合限定なのか、それとも複数試合を予定しているのか? 堀口 「おそらく今年はキックボクシングに挑戦するだろう。」 Q. キックボクシングトーナメントに参加するのか? 堀口 「おそらく(参加する事になるだろう。)」 Q. 大晦日の大会にも出場を希望だと思いますが今年はあと何試合試合をするつもりですか? 堀口 「3-4試合。」 石井マネージャー 「RIZIN11に9月、12月の大会、それに大晦日の大会がターゲットになるだろう。」 Q. どうすれば高いレベルの戦いをそんなハイペースで続ける事が出来るのですが? 堀口 「毎日修行僧の様にトレーニングしているからです。」 Q. キックボクシング戦に向けてアメリカのATTでトレーニングを積んでいくのかそれともしばらくは日本でトレーニングを続けていくのか? 堀口 「今はまだ検討しているところです。」 Q.

ついていないレイ・ボーグ 今度はかつてのマネジメントチームに訴えられる

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先月はコナー・マクレガーのバスアタックの影響で角膜剥離となりUFC223への出場がドクターストップ。 そして先日は誕生したばかりの子供が水頭症を発症している事が判明し手術を敢行するも術後の状態が芳しくなく再手術する事となり結果再スケジュールされていたチリ大会への参加も見送りと最近ついていないレイ・ボーグですが、今週このついていないリストに新たなトラブルが加わりました。 ボーグがかつて所属していたFit NHBジムとこのジムが運営するマネジメントチームのワイルド・ブランチは今年2月にボーグを告訴していましたが、この度ボーグを再告訴したようです。 ワイルド・ブランチはボーグと3年契約(マネジメント、プロモーション、トレーニング、試合の契約交渉)を締結しており、その対価としてボーグはファイトマネーの20%そしてファイトボーナスの10%をマネジメントチームに支払う契約となっていました。 ワイルド・ブランチはUFCと契約交渉し5試合の契約を締結していましたが、ボーグは1試合をこなした後で突然マネジメントチームとの契約を解除。またFit NHBジムからライバルチームであるジャクゾンズウィンクMMAへの移籍を決めていました。 契約上では半径50マイル以内のライバルチームへの移籍は1年間禁止という条項もあったようですが、ボーグはこれも無視していたようです。 ジャクゾンズウィンクMMAは徒歩10分圏内にあるライバルジムです。 ちなみにかつてボーグ同様Fit NHBに所属していたカーロス・コンディットはFit NHBからジャクゾンズウィンクMMAに移籍する前に一定期間アリゾナのジムでトレーニングを積んでからライバルジムに移籍していました。 ボーグの代理人は今回の件について 「レイはさらなる成功を求めてジムを移籍した。そして彼は成功した。今回の告発はFit NHBの経営状況がジャクソンズウィンクのようにあまり上手くいっていない証拠なんだろう。彼らはお金を求めている。我々は彼らが言っているような契約があったとは思っていないがこれから精査していく。」 ワイルド・ブランチは残り4試合のパーセンテージ等を求めています。 https://www.mmafighting.com/2018/5/3/17316544/ex-manager-team-suing-ufcs-ray-borg-for-fra

チェール・ソネン「ヒョードルの日本での戦いはフェイクだからヒョードル対策はとても難しい。」

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Bellatorのヘビー級トーナメントの準決勝で相まみえるエメリヤーエンコ・ヒョードルとチェール・ソネン。 ミスター・トラッシュ・トーカーのソネンが早くも自身のPodcastでヒョードルを挑発開始です。 「ヒョードルが俺について語る事はないだろうが、俺は違う。俺はヒョードルの日本での功績を認めていない。レフリーは耳にイヤーピースをはめていたし、計量もない、それにコミッションも存在していない。 日本で活躍したファイターはことごとくアメリカで結果を残せていない。なぜか? それは日本での戦いはフェイク(結果が決まっている)でここアメリカでの戦いこそが本物だからだ。 俺はMMAファンとしてPPVを購入して日本の格闘技を観てきた。だからこそ後年日本での戦いがフェイクだと知った時は怒りしかなかった。」 ヒョードルの試合はフェイクだと批判するソネンですがその一方でヒョードル自身はこの事実を知らなかった可能性もあると述べています。 「もし俺がヒョードルの試合はフェイクだと彼に伝えれば彼は激怒するだろう。俺はミルコ・クロコップにも同じ事を言ったが彼は激怒していたしヴァンダレイ・シウバも同様の反応だった。まるで俺の頭が狂っているかのような反応だった。 プロレスでは勝者になるものと敗者になるもの両者ともにどういう試合展開になるのかを伝えるが、では日本でのMMA(PRIDE)はどうだったかと言うと、プロモーター、またの名をヤクザ、もしくは日本のマフィアが部屋に入ってきて試合の筋道を伝える時には、ヒョードルやミルコ、ヴァンダレイらの対戦相手だけがいて、彼ひとりだけに伝えるというスタイルだった。 だからヒョードルやミルコ、ヴァンダレイらが試合に勝利した時、彼らは本当に試合に勝利したと勘違いしてしまうだろう。彼らは結果が決まっていたとは知らないし本当に20連勝出来ると勘違いしてしまう。 ただ俺はヒョードルのスキルを否定する気はない。彼の格闘技スキルはとても高いし彼にはパワーもある。ただ俺が言いたいことは彼の日本での戦いはフェイクだからヒョードル対策を練るのは簡単な事ではないという事だ。」 https://www.mmanytt.com/latest-news/chael-sonnen-its-hard-study-fedor-fights-japan-fake/

デイナ・ホワイト「ヤマサキは2度とUFCに上がるべきではない」→ マリオ・ヤマサキ「ビッグ・ジョン・マッカーシーのセミナーでレフリーの勉強をするつもりだ。」

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賛否両論のあるレフリーのマリオ・ヤマサキが現在Bellatorの解説者を務めている元レフリーのビッグ・ジョン・マッカーシーが今夏に開催するセミナーに参加する事を明らかにしました。 今回の参加には2つの理由があるようで ・ひとつはビッグ・ジョンのセミナーのやり方を実際に参加して自身のセミナーに活かす ・もうひとつは参加する事でレフリー技術の力量をUFCやアスレチック・コミッションに示す 「俺はこの仕事を19年もやってきた。もうこれ以上学べる事はないかもしれないが、彼らは俺がまだまだ向上心を持って頑張っている事に気づくだろう。」 近年ヤマサキのレフリングには批判が集まっており、今年2月のヴァレンティーナ・シェフチェンコ vs プリシラ・カショエイラ戦でカショエイラがシェフチェンコから一方的にボコボコにされているにも関わらずレフリーストップをしなかったのを受けてデイナ・ホワイトから、ヤマサキは2度とUFCに上がるべきではないと発言されていました。 この発言を受けてどうかはわかりませんが5月にブラジルで開催されるUFC224ではレフリーとしての登場はないようです。 ちなみにヤマサキはデイナの発言を受けてカショエイラにはウォリアーになってもらいたかったからあえてレフリーストップをしなかったと反論していました。 しかしヤマサキはこの件について反論するべきではなく素直に自身の過ちを認めるべきだったと今になって痛感しているようです。 「レフリーストップをするべきだった。早い段階で試合を止めるべきだった。」 ビッグ・ジョンのセミナーはUFCのインターナショナルファイトウィークの関連イベントとして7月6日から8日まで開催される予定でまたボクシング・コミッション協会(ABC)が統括するセミナーとなります。 ヤマサキにとって汚名返上の機会となるでしょうか。 「ジョンは自分の師匠だ。彼は自分がレフリーとしての仕事を始めた当初から常にサポートしてくれているし、それは今後も変わらないだろう。勉強する事で失うことなどなにもない。最近はブラジルで過ごすことが多くこのスポーツの流れについていくことが出来ていなかったのかもしれない。今後はアメリカでより多く過ごすことで適応していきたい。」 https://mmajunkie.com/2018/05/mario-yamasakito-attend-john