フィラス・ザハビが語るジョルジュ・サンピエール vs ダン・ハーディー戦の裏話


今週放映されたジョー・ローガンのPodcastに出演したフィラス・ザハビが語るジョルジュ・サンピエール vs ダン・ハーディー戦の裏話

ジョー・ローガン: GSPはトレーニング中にノックダウンを喫した事はあるのか?

フィラス・ザハビ: 彼は一度かなり酷いノックダウンを喫した事がある。面白いのが、ダン・ハーディーとのタイトル戦を2週間後に控えていた事もあり、俺はそれ以上のスパーリングは止める様にとジョージに言ったが、彼は最後までやらせてくれと主張してきた。

ここでもし止めてしまえば彼の自信を損なってしまうと考えてもう1ラウンドのスパーリングの許可を出したが、俺はその一方でスパーリングパートナーに小声で絶対にジョージに手を出すなと囁いた。

ジョージはそんな事も知らずにスパーリングを開始したわけだが、

ローガン: LOL

ザハビ: 俺は本当にその時のスパーリングパートナーに感謝している。

ジョージは相手を圧倒(ボコボコ)しラウンドが終わると俺に対して、前のラウンドは全然だったが今回のラウンドは最高だった。試合当日もこんな感じで相手を圧倒したい。それに今日は金曜日だから明日は休みだ、最高だぜと、

しかし俺がジョージ、今日は土曜日だぜと言うと彼はとてもショックを受けていた。

実はその日UFCが大会のプロモーションの撮影で来ていたが、直ぐに撮影クルーのもとにいき今の場面は放映する事は出来ない、直ぐにテープを破棄してくれと伝えた。

2週間後のハーディー戦でレスリングを多用していたのは、ジョージがあの時脳震盪を起こしていたと信じていたからだ。

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