ロバート・ウィテカー「ヨエル・ロメロはまるで鋼鉄の様だった」
UFCミドル級王者のロバート・ウィテカーはヨエル・ロメロとの戦いについて、まるで鋼鉄を殴っている様だったと回想
「彼はまるでミドル級のファイターではないようだった。」
試合後直ぐに病院へ搬送されたウィテカーですが退院後に受けたインタビューにおいて
「あなたも恐らく俺と同じ意見だと思うが彼の事をミドル級のファイターだと感じる事は出来なかった。俺が顔に負ったダメージを除いて俺の数々の体のダメージは攻撃した事によって負ってしまったものだ。決して相手の攻撃によるものではない。」
1年前のUFC213でも対戦の経験がありますが今回は前回とは全く違う印象だったようです。
「今回の彼は鋼鉄の様だった。俺は必死にパンチや蹴りで攻撃し続けたが全くと言っていいほどダメージを与える事が出来なかった。彼は攻撃を受けながらも前へ前へと向かってきていた。
とても不思議な光景だった。
どんな攻撃をもってしても彼の動きを止める事は出来なかった。俺は前回のロメロを含めて数々のミドル級ファイターと戦ってきたが今回のロメロの様に攻撃が全く効かなかったのは初めての経験だった。」
どうやってロメロは鋼鉄の様な体を手に入れる事が出来たのか。この問いに対してウィテカーは
「わからない。恐らく年を重ねるごとに体が強くなっていくのかもしれない。40歳に到達すれば鋼鉄の様な体を手にいれる事が出来るのかもしれない。」
2016年に成長ホルモン剤を摂取していたとしてドーピング違反が発覚したロメロ。しかしその後の調査でサプリメントが汚染していた事がわかり6か月の出場停止処分という大甘な処分になっていました。
今回体重超過で現れたロメロ。ウィテカーは出場を回避する事も可能でしたが出場を決めた経緯について
「ファイトマネーだけを貰う事も出来だがオーストラリアの多くのファンがこの試合を楽しみにしていた。俺はシカゴに試合をしに来ていたしファンは俺の試合を観にシカゴに来ていた。」
試合中に怪我した右の拳について
「いつ怪我をしたのかはわからないが右肘から先の感覚がない状態だった。今までも拳を怪我した状態で戦った事はあるが今回は過去最悪の状態だった。」
https://www.dailytelegraph.com.au/sport/more-sports/robert-whittaker-v-yoel-romero-punching-challenger-felt-like-hitting-steel-says-aussie-champ/news-story/6c102f477c73400db8e7ebb4d5a8fca0
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