USADAがジュニオール・ドス・サントスやアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラのドーピング陽性反応は汚染されたサプリメントを販売していたブラジルの薬局に問題がありと断定


昨年8月UFC215のフランシス・ガヌー戦に向けたトレーニングキャンプ中に行われたUSADAによるドーピング検査でヒドロクロロチアジドの陽性反応が出た為ガヌー戦が中止となっていたジュニオール・ドス・サントス。

ヒドロクロロチアジドは隠蔽薬で要するに利尿剤で主に他の薬のマスキング剤としてアスリートに使用されています。

しかし当の本人は利尿剤など摂取しておらず自分は常にクリーンなスポーツを声高に訴えてきた。

ドーピングなどもってのほかだと意図的な摂取を否定してきましたが、本日USADAがジュニアの陽性反応は汚染されたサプリメントを販売していたブラジルの薬局に問題があったと断定し出場停止処分を6か月間に軽減した事を発表しました。

また全く同じ薬物で昨年10月に陽性反応が出ていたアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラにも同様の裁定が下っています。

どちらも既に6か月間経過しているので直ぐにでも戦う事が可能です。

この汚染されたサプリメントを販売しているリオデジャネイロとサンパウロにある薬局ですが、どちらの薬局も汚染の可能性がないサプリメントの製造を主張していましたが、実際WADAにより検査の結果そうではなかったようです。

中国産やメキシコ産の牛肉を食べるとドーピング違反になる可能性があったり、ブラジルの薬局でサプリメントを購入しても同様の可能性があるとは、アスリートにとってはなかなか頭が痛い問題が次から次へと続出しているようです。

https://www.mmafighting.com/2018/4/23/17272422/junior-dos-santos-antonio-rogerio-nogueira-get-reduced-suspensions-after-usada-investigation

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