アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ「引退を決めたのは(アイポークなどでレンズがずれてしまい)痛みが酷かった事も大きかった。俺は対戦相手とだけでなく視力とも戦わなければならなかった。ミルコ戦では右目が見えないという状況で戦っていた。」
リングス、PRIDE、UFC(暫定)と3団体で王者に輝いたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ。
高い柔術力を武器にボブ・サップやミルコ・クロコップ、エメリヤーエンコ・ヒョードルらと数々の名勝負を繰り広げ、その輝かしい功績から引退後UFCでも殿堂入りを果たしています。
ノゲイラ兄の戦い方と言えば絶対絶命な状況からの逆転劇で有名ですが、それはリング内だけでなくリング外の戦いでもそうだったようです。
今週の水曜日にブラジルのリオデジャネイロで開催された自身のドキュメンタリー映画のプロモーションの席で現役時に右目の怪我に悩まされていた事を明らかにしました。
この内容は映画の中でも語られているようですが、ノゲイラ兄がトラックに轢かれるという事故に遭う7年前の4歳の時に、ハサミが右目に当たり以降右目の視力は元通りには2度と戻らかったようです。
「これまで6回の手術を受けてきた。幼少期に2度、そして最近2度手術をしている。眼内コンタクトレンズをインプラントしたが強めのアイポークを受けるとレンズが動いてしまう。俺がどれくらいアイポークを受けてきたか考えてくれ。毎回レンズを元通りの位置に戻さなければならなかった。」
特に酷かったのが2003年のミルコ戦だったようです。この試合でノゲイラ兄は幾度となく劣勢に立たされ1ラウンド終了間際には左のハイキックでダウンを喫していました。しかし最終的には大逆転劇を演じています。
「幾つかの試合ではレンズがずれるという問題がありミルコ戦では右目が見えないという状況で戦っていた。
俺は対戦相手とだけでなく視力とも戦わなければならなかった(笑)。
引退を決めたのは視力の問題も大きかった。最後の試合となったステファン・ストルーフェ戦ではアイポークを何度も受けてしまった。
試合を見直してもらえればわかるが、俺がタックルに行く際に彼の指が俺の顔を覆うようになっている。
このアイポークのせいで試合に集中する事が出来なかった。引退を決めたのは(アイポークなどでレンズがずれてしまい)痛みが酷かった事も大きかった。」
引退を決めたのは視力の問題も大きかった。最後の試合となったステファン・ストルーフェ戦ではアイポークを何度も受けてしまった。
試合を見直してもらえればわかるが、俺がタックルに行く際に彼の指が俺の顔を覆うようになっている。
このアイポークのせいで試合に集中する事が出来なかった。引退を決めたのは(アイポークなどでレンズがずれてしまい)痛みが酷かった事も大きかった。」
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