TJ・ディラショー「1ラウンド目でノックダウンを喫したがチームアルファメールの試合中の罵詈雑言を聞いて絶対に倒してやるという気持ちで頑張った。」


UFC217でベルト奪取に成功して2度目のタイトル獲得に成功したTJ・ディラショー。

1ラウンドの終盤にはコーディ・ガーブラントのパンチがTJを捉えノックダウンを喫していましたが、ラウンド間のインターバルで気持ちを入れ替えたことで勝利を手に入れる事が出来たようです。

「コーナーに戻る途中で俺はチームアルファメールのコーナーがアホみたいに叫んでいたのを聞いてしまった。それを聞いた瞬間、拳と拳を突き合わせて俺は何が何でもこいつらを倒すんだという気持ちになった。

コーナーに戻って試合を外から見ていたコーチのドゥエイン・ラドウィックの話に耳を傾けた。彼の視野はとても広い。だからこそ彼は俺のコーチなのだが、彼のアドバイスを受けて2ラウンド目は1ラウンドとは違うテンポ、戦法で戦うことにした。

正直TAMは試合中に色々な事を言ってきて、その言葉の数々は俺にもよく聞こえていた。例えば俺がローキックを放てば、俺の蹴りは遅すぎるだとか、俺には右フックしかないとか、俺の集中力を搔き乱そうと必死だった。」

試合後にはお互いの健闘を称えたTJとコーディでしたが、舞台裏ではTAMの中から唯一ひとりだけがTJの健闘を称えに歩み寄ってきたようです。

「試合後に俺のもとに駆け付け握手を求めてきたのは元ヘッドコーチのジャスティン・ブッフホルツただ一人だけだった。その他の面々はまだ俺に対して距離を置いている感じだった。彼らはこの試合に全てを賭けていたといっても過言ではない。彼らはコーディにTAMがこれまで築き上げてきた全てを託していた。彼らはコーディにとてつもないプレッシャーをかけていただろうし、果たしてここに至るまでの過程でコーディにどれほど選択の余地があったのか疑問だ。しかし残念な事に俺が彼らの願いを粉々に砕いてしまった。だからこそ彼らは俺に対してムカついていたんだろう。」

大会後の記者会見の場でリマッチを要求していたコーディ、リマッチでは本当にファイターとして優秀なのは俺だという事を証明してやると発言していました。

「彼は俺に挑戦する前にその実力を再度証明する必要がある。彼にも弱点はあるし、彼は打たれ弱い事は今回の件でわかったはずだ。ドミニク・クルーズはパワーパンチャーというわけではないが、そんな彼のパンチでさえコーディは足元がふらついていた。彼は腕を落とし過ぎだ。特に彼はパンチを放つ際にもう一方の腕はノーガード状態だ。だからこそ彼は俺のハイキックを頭にまともに受ける事になった。彼にはまだまだやるべきことがたくさんある。」

https://www.mmafighting.com/2017/11/7/16615860/t-j-dillashaw-says-team-alpha-males-in-cage-trash-talk-helped-him-recover-after-ufc-217-knockdown

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