NYのMMA大会でインスタントリプレーが取り入れられることに


ニューヨークのアスレチックコミッションがMMAの大会でインスタントリプレーを取り入れる事を明らかにしました。

この決定により試合を裁くレフリーは試合の終わりが告げられてから裁定が発表されるまでの間にリプレーでフィニッシュシーンを確認する事が可能になります。

またケージ内のレフリーは他のレフリーからアドバイスを受ける事も可能になります。ただ最終的な判断はケージ内のレフリーが決断する事になるようです。

インスタントリプレーを導入するか否かは特にUFC210のゲガール・ムサシ vs クリス・ワイドマン戦後に議論されるようになりました。

この試合では2ラウンドに放たれたムサシの膝の攻撃が、当初は反則とレフリーに判断されワイドマンには5分間の猶予が与えられていましたが、その後この試合を裁いていたダン・ミラグリオッタが同僚のビッグ・ジョン・マッカーシーに意見を負止めた結果、ムサシの攻撃が有効だった事がわかり、またリングサイドのドクターによってワイドマンが試合続行不可能と判断された事もあり、この試合はムサシのTKO勝ちで終わっていました。

しかし大会後UFCはNYの大会ではインスタントリプレーは認められていないはずだと抗議する事態となっていました。

この新しいルールがいつから実現されるのかはまだわかりませんが、もしかすると来週のUFC217からかもしれません。

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