オスカー・デ・ラ・ホーヤ「Adelaide Byrdのジャッジが非難されているのをみて彼女に申し訳ない気持ちで一杯だ。」


前評判通りの試合内容で終わったGGG vs カネロ・アルバレスの試合。しかし賛否両論の裁定に終わった事で、試合後にはこの判定について多くの議論が交わされています。

カネロに対して118-110とつけたAdelaide Byrd氏は以前からそのジャッジに対して大きな疑問が寄せられており、多くの疑惑の判定(八百長という意味ではありません)に関わっています。

この試合のプロモーターであるオスカー・デ・ラ・ホーヤはByrd氏の裁定について驚いたものの納得は出来るものだとコメントしています。

「俺も含めて多くの人は118-110に疑問を呈している。ただByrdはとても有能なジャッジだし、これまでにも多くのタイトルファイトをジャッジしてきている。経験はとても豊富だ。

118-110は納得できる範囲だし115-113や114-114も十分理解できる数字だ。個人的には7-5でカネロ勝利だと思っていた。ファンは今回の試合について様々な意見を持っているはずだ。ただこの試合は近年稀にみるほどの好試合だったし、彼らは気持ちで戦っていた。どちらが勝っていても可笑しくはない試合だった。

GGGもカネロどちらも素晴らしいチャンピオンだ。彼女は118-110の裁定に対して非難されているが、俺は正直Byrdに対して申し訳ない気持ちで一杯だ。」

1997年からネバダ州のアスレチックコミッションでジャッジをしているByrd氏にとってこの試合は442試合目でした。

またByrd氏は2006年よりMMAの試合でもジャッジを務めています。

今回のByrd氏のジャッジについてネバダ州のアスレチックコミッションのコミッショナーは、

「彼女が素晴らしいジャッジだという事は言うまでもない。彼女にはこれまで115試合以上のタイトルマッチやコンテンダー試合の経験がある。それに加えて彼女はこれまで多くのジャッジの新人教育も担当してきた。ジャッジという仕事はとても難しい仕事である事には間違いない。

残念ながらこの試合での彼女の裁定は少し差が開きすぎていた。別に言い訳をしているわけではないが、素晴らしいジャッジである彼女にも、ついてない日はあるものだ。彼女は他の二人とは違う見方をした。ボクシングの世界ではよくある事だ。」

http://www.bjpenn.com/boxing-news/oscar-de-la-hoya/oscar-de-la-hoya-defends-adelaide-byrd-shares-his-scorecard-for-canelo-vs-ggg2/

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