ホルヘ・マスヴィダル「アイポークに関するルールを改定するべきだ。俺はなぜアイポークに関する問題が軽視されているのかよくわからない」

Jorge Masvidal

先週のUFCグラスゴー大会で再び注目を集めてしまったMMAのアイポーク問題ですが、ウェルター級トップファイターのホルヘ・マスヴィダルもアイポーク問題に関して懸念の意を表明しています。


「アイポークは経験した者にしかわからないだろうが、ひと言で表すとただただ最悪なものだ。トレーニング中に起こるアイポークも最悪だが試合中に起こるアイポークはさらに最悪な気分にさせられる。

どの程度のアイポークを喰らったかにもよるが、戦い続ける事は可能だ。ただ視界を失った状態で戦うことになる。なぜなら片方の目ともう片方の目では焦点が全く合わくなってしまうからだ。

正直この状態から焦点が元通りに戻るにはある程度の時間が必要になる。俺たちファイターは例え試合中にアイポークを受けても大丈夫だと言ってしまうが、それを鵜呑みにするドクターは直ぐに試合を再開してしまう。たかが数秒で視界が元通りになるわけがない。しかし俺たちはファイターだから大丈夫と言う以外の選択肢はないんだ。

だからアイポークに関するルールは改定されるべきだと思う。もしアイポークを受ければ自動的に5分か10分の回復時間を与えられるようなルールに変えるべきだ。戦ううえで一番大事なのは視界だ。視界なしで戦うことになれば、俺はボコボコにされてしまうだろう。俺にはなぜアイポークに関する問題が軽視されているかよくわからない。

ロレンズ・ラーキン戦で俺はアイポークをまともに受けてしまった。試合は途中で止まりドクターが俺の眼をチェックしにオクタゴンに入ってきて、俺の視界はどうかと質問をしてきた。正直言うと全てが霞んで見えるような状態だったが、ああ大丈夫だと答えてしまった。

でも考えてくれ。もし俺が正直に何も見えないと答えていれば、その時点で試合は終わっていただろう。ただドクターは俺の言葉を鵜呑みにして、では試合を再開しようとレフリーに提案してしまった。ちょっと待ってくれ、もう少し時間をくれよと思ってしまった。俺が相手にアイポークをしたわけではない。公平を期す為も俺に回復する時間を与えるべきだったと思っている。15秒か20秒位で視界が回復するわけないだろう。」

http://www.bjpenn.com/mma-news/exclusive-interviews/nelson-ponzinibbio-controversy-jorge-masvidal-calls-changes-eye-poke-rules/

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