ONE Championship リッチ・フランクリン「4月のマニラ大会ではフィリピンでテレビの視聴占拠率が26%を記録した」「5月のシンガポール大会でのアンジェラ・リーは試合直前まで嘔吐が止まらない程の体調不良だった」「6月のヤンゴン大会ではミャンマーの格闘技ラウェイに敬意を表してラウェイの試合をやるつもりだ。」
エドゥアルド・フォラヤンがONE Championship世界ライト級王座の初防衛に成功するなど4月にフィリピンのマニラで開催された大会は大成功に終わっていましたが、フィリピン国内でもテレビの視聴占拠率が26%を記録、昨年放送されたUFC202が7%であった事を考えるとONE Championship人気がフィリピンを席巻している事がよく分かると思います。
フィリピンの国民的スーパースターのマニー・パッキャオもエドゥアルド・フォラヤンの応援に駆けつけていました。
2017年SNSを通してONE Championshipが話題になったのは2014年に比べて11倍の40億インプレッションで、動画の再生回数に至っては1000倍の約3億回を記録しています。
ONE Championshipを放映する国もこの3年間で2倍の118カ国に上り3年前の視聴占拠率が2%弱だったのに比べ今年は11~20%辺りで推移しています。
ONE Championshipのリッチ・フランクリンは4月の大会を振り返って、
「マニラ大会は最初から最後まで最高の試合の連続だった。打撃、サブミッション、フルラウンドに渡る戦い、1ラウンドで決着するような戦いと色々なタイプの試合を体験する事が出来たしMMAの大会はこうあるべきだというお手本のような大会になった。
いつも言っている事だが、またしてもマット・ヒュームが素晴らしいマッチメイクをしてくれた。マットは常に我々にエキサイティングな大会を提供してくれている。」
マッチメイカーとしても活躍のマット・ヒューム
今年の11月に再びマニラで大会を開催予定のONE Championshipですが、この大会ではフィリピンのスターで現ライト級王者のエドゥアルド・フォラヤンとアライアンスMMAのボスで現ヘビー級王者のブランドン・ヴェラの参戦が見込まれているようです。
「年末にはマニラに戻ってくる予定だから、今年彼らの試合を観る事が出来るだろう。詳しい日程などはマット次第だ。」
また4月のマニラ大会に続く成功となった5月のシンガポール大会ではアンジェラ・リーが
2度目のタイトル防衛に成功していました。
「まさかアンジェラ・リーが試合直前まで体調不良だとは知らなかった。肺炎を抱えた状態で試合を行うなんてなんて根性があるんだ。彼女がどれ程ハイレベルなアスリートかが伺い知れたはずだ。」
大会後アンジェラは試合直前まで嘔吐が止まらない程の体調不良だったことを告白しています。
そんな絶不調の中戦い見事ベルト防衛に成功したアンジェラ。思わず感情がこみ上げてしまったようです。
そのシンガポール大会では青木真也 vs ゲイリー・トノンのグラップリングマッチがMMAマッチ以外の試合として行われましたが、今後もこういった他のMMAをONE Championshipで観ることは出来るのでしょうか?
「あの試合が我々が他のMMAに挑戦した初めての試合となった。今だから言うが、最初は本当に大丈夫なのか、退屈な展開になってしまうのではないかという懸念から不安でしかたなかった。しかし結果として、とてもエキサイティングな試合になり大会のハイライトのひとつとなった。
次の6月30日のヤンゴン大会ではミャンマーの格闘技ラウェイに敬意を表してラウェイの試合を1試合やるつもりだ。今後もグラップリングマッチや各国のMMAなどをONE Championshipの大会で観る事が出来るだろう。」
http://sports.abs-cbn.com/onechampionship/news/2017/05/09/folayang-headlined-watched-mma-show-ph-history-25775
http://sports.abs-cbn.com/onechampionship/news/2017/06/20/one-vp-franklin-talks-manila-angela-lee-future-27597
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