IV禁止の影響、それとも不摂生? ジョニー・ヘンドリックスがここ6試合で4回目の計量失敗

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血液検査のごまかしによる不正をなくす為、USADAは2015年10月よりIV(点滴による水分補給)を禁止しました。

その結果減量に苦しみだしたファイターや逆にパワーがなくなったファイター(パフォーマンス向上薬を使用出来なくなった為)が増えてしまいました。

ジョニー・ヘンドリックスもIV禁止の影響を強く受けてしまった一人で、IVが禁止されて以降のヘンドリックスは6試合中3試合で計量オーバーそして1試合の欠場と程7割の確率で減量に失敗しています。

2015年10月 UFC192 減量の影響で腎臓結石になり試合欠場
2016年2月 UFNラスベガス 計量成功  
2016年7月 UFC200 計量オーバー
2016年12月 UFC207 計量オーバー
2017年2月 UFNハリファックス 計量成功
2017年6月 UFNオクラホマ 計量オーバー

最新のインタビューでは、ウェルター級とは違い今はヘルシーな生活を送れている、トレーニング期間中でもしっかり食事を摂取する事が出来ているし減量に関しても何も問題はないと語っていましたが一体何があったのでしょうか。

「タイロン・ウッドリー戦(UFC192)を欠場する事になった後にミドル級で戦うことを考えたが、もっと早くミドル級に転向するべきだった。UFC207で計量オーバーを記録してすぐにマッチメイカーのジョー・シルバに俺はミドル級の選手だ、これからはミドル級で戦うということを伝えた。

ウェルター級で戦っていた時は、ジムに行くのもトレーニングにいくのも憂鬱だった。ただ今は減量の心配がないからトレーニングも憂鬱ではなくなった。しっかりとトレーニングに打ち込むことが出来ている。もうウェルター級で戦うことなんて想像も出来ない。ウェルター級の体重まで減量するなんて自分で自分の首を絞めるようなものだ。

今は全てが上手くいっているし楽しくてしかたがない。以前の様に制限のある人生とはおさらばだ。今はミドル級だからトレーニングキャンプ中でも(子供?の)女の子の誕生日パーティーに参加する事も出来る。ケーキやコカ・コーラを飲んだって平気だ。まだ試合まで2か月もあるんだ。それにしっかりとパーティーの合間には練習もするし毎日がとても楽しい。こんな気分は久しぶりだ。」

6月20日放送されたPodcastの番組の中では、

「今週末(6月17~18日)に減量を開始しようと思ったが、いやそんな必要はないということに気が付いた。俺はミドル級の選手だ。俺は一日で198パウンドから189パウンドまで減量する自信がある。ハードなトレーニングをしていればしっかりと食べたり飲んだりしても大丈夫だと思っている。」

結果は188パウンドで計量オーバー


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