ゲガール・ムサシがセージ・ノースカットよりも安いファイトマネーにキレ気味「UFCからのオファーの内容は納得できるものではない。7月からは他団体と交渉可能だ。」

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現在UFCと契約交渉中のゲガール・ムサシ、一時は契約締結も報道されていましたが、今週水曜日に放映された「UFC Tonight」の番組の中でオファーの内容は納得できるものではなかった事を明らかにしています。

「あまり良くない状況だ。我々は内容に納得していない。新人のセージ・ノースカットはすでに最大で1500万円のファイトマネーを貰っている。これのどこがフェアだと言うんだ。実力があっても安い金で戦わなければならないなんて、ランキングや実績の要素も加味されるべきだ。」

セージは2014年11月にMMAデビュー、5連勝で注目を浴びUFCに参戦したのが1年後の2015年10月。UFCでは3勝2敗、通算で8勝2敗の成績を残しています。

一方のムサシは2003年4月にMMAデビュー。DREAMでミドル級、ライトヘビー級の世界王者に輝き、その後Strikeforceでもライトヘビー級の世界王者に君臨。UFCには2013年4月から参戦しておりUFCでは9勝3敗、通算で42勝6敗の成績を残しています。現在はミドル級4位にランクしています。

ちなみにムサシの場合、前回のクリス・ワイドマン戦でReebokからのスポンサー収入も合わせて約1500万円のファイトマネーを得ていました。セージの場合は1500万円に加えてReebokからのスポンサー収入があります。

セージよりも少ないファイトマネー、怒りたくもなります。

「俺の試合は良くセミファイナルとして扱われているから俺が無名のファイターというわけではないはずだ。俺は10年以上もこの世界で戦ってきている。これまでの実績に見合ったァイトマネーを貰う権利があるはずだし。世界のトップファイターならばその実力に見合ったファイトマネーを貰うべきだ。」

今後6週間はUFCに独占的に契約の交渉権が与えられており、7月以降に他団体との交渉が可能になるようです。

またもしUFCと再契約になった場合、ルーク・ロックホールドとの対戦を希望しているようです。

「今残っているのはルーク・ロックホールドくらいだし、UFCは俺とロックホールドの試合を組みたがっている。ファンもこの試合に興味を持っているだろう。これから1か月半はUFCとの契約交渉期間でその後他の団体と交渉が可能になる。」

ムサシがフリーエージェントになったのは前回のクリス・ワイドマン戦後の事で、2015年にユライア・ホールにキャリア初のTKO負けを喫してからは負けなしの5連勝、その中にはトップ5のビクトー・ベウフォートやワイドマンからの勝利にホールへのリベンジが含まれています。

まさかのBellatorという展開もアリだと思います。

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