MMA/UFCニュース ホルヘ・マスヴィダル「俺がレブロン・ジェームズでタイロン・ウッドリーがドウェイン・ウェイドだ。俺たちはいずれタイトルマッチで戦うことになるだろう。」
UFC211でウェルター級3位のデミアン・マイアとの対戦が決まっている同級5位のホルヘ・マスヴィダル。
現状のウェルター級戦線は1位のスティーブン・トンプソンが現王者のタイロン・ウッドリーに負けたばかりで現在は怪我からの療養中、同級2位のロビー・ローラーはベルトを失って以降まだ再起戦を行っておらず、また同級4位のカーロス・コンディットは半ば引退状態ということで、ニック・ディアスやGSPがミドル級のタイトル戦線同様に他の挑戦者を差し置いてベルト挑戦ということが実現しない限りは、マスヴィダル vs マイア戦の勝者が次期タイトル挑戦者になりそうです。
マスヴィダルと現王者のウッドリーは元チームメイト同士でかつてはアメリカン・トップチームの一員として切磋琢磨してきました。
しかし最近のウッドリーはアンソニー・ペティスが所属するジムのルーファススポーツで主にトレーニングをおこなっています。現在の両者の関係は?
「ウッドリーの事は10年近く知っている。よく一緒にトレーニングをしていた。彼はレスラーだしとんでもないパワーをもっているから、俺がまだライト級で彼がウェルター級だった頃、俺はよく彼のレスリング技で投げ飛ばされていた。ただそんな彼のおかげで俺のレスリングも大分上達したと思っている。彼も俺もお互いにどんなことに秀でているのか熟知しているつもりだ。」
そんな10年来の仲間が現在チャンピオンとしてベルトを保持していますが、彼との対戦に躊躇いなどはないのでしょうか?
友人や兄弟、チームメイトと戦うことを嫌がるMMAファイターは多くいます。
「俺たちは一緒にトレーニングをしてきた仲間だし、俺も彼のトレーニングキャンプに何度も参加したことがもあるが、彼と戦うことにためらいはない。
いわば俺がレブロン・ジェームズで彼がドウェイン・ウェイドだ。俺達は同じチームにいたが、今はお互い違うチームに在籍している。いずれタイトルマッチで会うことになるだろう。俺はチャンピオンと友人だからベルトに興味はないと言うつもりはない。俺は戦うことでファイトマネーを稼ぎ子供を養育していく必要がある。」
ドナルド・セラーニ戦で勝利したことで注目が上がり今回のマイア戦の実現となりましたが、マスヴィダル曰く未だに試合をブッキングするのは至難の業のようです。
「俺は最も試合のオファーを断られるファイターで対戦相手が俺の事にビビって試合を組むのが大変だということは知っている。
早く試合をしたいとSNSなどで不満を表明しているファイターがいたとする。UFCがマスヴィダル戦はどうだとオファーすると突然体の一部が痛むから今すぐに試合をすることは出来ないと言い訳が入る。
こんな事が日常茶飯事的に起きている。誰も俺と戦いたがらないからUFCからすれば俺はナイトメアのような存在だ。正直こんな状態の俺をUFCはプッシュしたいとは思わないだろう。
現時点でUFCが俺に対してどういった考えを持っているのかを知るのは容易ではない。もしかすると彼らは俺の事なんてあまり気にしていないのかもしれないしベルトを奪取するまでこの状況は変わらないかもしれない。」
http://www.mmamania.com/2017/4/27/15452220/ufc-wont-promote-jorge-masvidal-because-hes-nightmare-demian-maia-mma
http://www.bloodyelbow.com/2017/4/27/15447560/masvidal-on-woodley-im-lebron-and-hes-wade-we-split-teams-and-meet-in-nba-finals-mma-ufc
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