MMA/UFCニュース ライアン・ベイダー「UFCの頃よりも4倍近い額のスポンサー契約を獲得できた。」



ファイターにとって不愉快極まりないUFCとReebokとのスポンサー独占契約締結を機に移籍市場が活性化してきましたが、元UFCファイターのライアン・ベイダーもReebokとの契約に不満をもったひとりでした。

Reebokとの契約でチャンピオン以外の選手にはUFCでの試合出場の回数に比例してスポンサー料が変更していくことが明記されており、チャンピオン以外の最高額は150万円程でこの額は20試合以上UFCで試合の出場経験があるものが対象となります。

ライトヘビー級で唯一20試合以上UFCでの出場経験があるのがベイダーでしたが、この150万円程という額のスポンサー料はReebok前と比べるとかなりの減額だったようです。しかしそれも今回のBellator移籍ですべて変わったようです。

「UFCのReebok時代と比べて、スポンサー料は3倍から4倍くらい違う。好運なことに、俺にはReebokとUFCが独占でスポンサー契約を結んだ後も変わらず応援してくれるスポンサーが何社かいて、それに加えて今回新たに他の会社とも契約を結べることが出来た。

人によってはBellatorに移籍する事でスポンサー探しが難航すると懸念している人もいるけれど、俺に関していえば全く問題はなかった。俺は今の状況にとても満足しているしBellatorを選択して本当に良かったと思っている。ベルトを目標に頑張っているし早く試合がしたくてうずうずしている。」

Bellatorデビュー戦ではフィル・デイビスとベルトを懸けたリマッチとなりますが、ベイダーはデイビス戦に向けて自信たっぷりのようです。

「5ラウンド戦うつもりでトレーニングに励んでいるが、必ずしも5ラウンド必要というわけではない。俺は相手をフィニッシュするつもりで試合に臨んでいる。2試合連続相手をフィニッシュ出来ているからデイビス戦では3試合連続を狙いデイビスをフィニッシュしたうえでベルトを奪うつもりだ。

デイビスとは以前戦った経験があるが、彼にはあれから成長のあとがみられない。彼のファイトスタイルの特徴はというと、良い蹴りを放つ事は出来るが、あまり打撃を貰うのは好きではないのか距離を多めに取ることが多い。ただ彼のグラップリングにケチをつけるつもりはない。彼はレスリングに長けているし、それは実際に戦ってみてとても強く感じた部分でもある。

俺にはリマッチの経験はリトル・ノグ戦のみの1回だけだ。リトル・ノグ戦では、彼の俺に対するリベンジの思いをTKOという形で返り討ちに果たすことが出来たからデイビス戦でも同じような展開を期待している。

彼も俺もお互いにどんな特徴のファイターなのかは熟知しているはずだ。ただ俺はこの2年で相当成長しているから前回よりも相当な実力差があると思っている。」

また今後について、デイビスを倒しチャンピオンに君臨した後はレジェンド達と戦いたい意向を持っていることを明らかにしました。

「ティト・オーティズはまだ引退を撤回していないのか? 俺は2011年にティトと戦い、負けた。とても悔しい思いをしたしリベンジを果たしたい気持ちはある。ティト以外ではエメリヤーエンコ・ヒョードルとの戦いが実現すれば最高だ。俺にとってヒョードルはアイドルのような存在だ。タイトルマッチである必要はないしキャッチウェイトでも構わない。彼と戦えるのであればどんな形でも構わない。」

http://mmajunkie.com/2017/04/ryan-bader-will-make-3-to-4-times-more-in-sponsorship-money-with-bellator
https://champions.co/p/ryan-bader-wants-fedor-emelianenko-tito-ortiz-fights-after-phil-davis/4256120

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