MMA/UFCニュース 新日本プロレスのアナウンサーを務めるジム・ロスが語るプロレスラーやMMAファイターをWWEにリクルートする基準

Joshua Dahl-USA TODAY Sports

リクルートに基準などない。

身長や体重がこれくらいなければいけないということはない。いつも言っていることは、まずは印象に残る事が大事だ。

WWEのタレント部門の責任者を務めていた時代にストーンコールド・スティーブ・オースティン、ドウェイン・ザ・ロック・ジョンソン、ブロック・レスナー、ジョン・シナ、カート・アングル、ランディー・オートン、デビット・バティスタなど多くのレスラーをリクルートしてきた。彼らをリクルートするうえで、彼らがどんな人物でどんな人に囲まれながら生きているのかを調査するのはとても大事な事だった。

俺は決してサイコやアルコール依存症、家庭内暴力の前歴がある人と一緒に働きたいとは思わない。俺たちが求めているのはキャラがたっているかどうか、一緒に仕事をして安心かどうかという点だ。それに加えてアスリートの見た目を持つ事、高いトークスキルを持っている事が重要なポイントになってくる。ワークアウトを嫌う人は論外だ。

MMAの中ではチェール・ソネンは興味深い存在だ。彼のトークは冴えわたっている。チェールの他にはマイケル・ビスピンにも同じようなトークの才能がある。

プロレスの世界でも大活躍していたと思わせてくれる存在はダニエル・コーミエだ。彼は観ていて楽しいしプロレスの事をよく理解していると思う。キング・モー同様確かなアマチュアレスリングの経験がある。基本的に俺はオクラホマ州立大学のレスリング部を耐え抜いた連中の事は信用している。

昨今MMAファイター達の間ではファイトマネーの不満が溜まっているが、MMAファイターにとって現役生活は限られている。もしカリスマ性があり身体能力が高くプロレスへの適正があると思うなら、MMAで培ってきた経験やスキルを活かしてプロレスの世界に挑戦してみるのもいいかもしれない。真剣に取り組む覚悟があるのならばプロレスの世界で成功する可能性は十分にある。」

https://champions.co/p/jim-ross-reveals-wwe-recruiting-tips-mma-fighters-who-can-cross-over/4252325

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