4/25 MMA/UFCニュース ハファエル・ドス・アンジョス「エディ・アルバレス戦を棄権するべきだった。戦うべきではなかった。」

Rafael dos Anjos

もうきつい減量はこりごりということでUFCシンガポール大会でウェルター級デビューを飾る予定のハファエル・ドス・アンジョスですが、今週出演したMMA Hourの番組の中でエディ・アルバレス戦を前に気を失っていたことを告白しました。

「入浴中に気を失ってしまった。おそらく3分くらいは気を失っていたと思う。俺のコーチはあともう少しの所で救急車を呼ぶところだった。俺はベッドに運ばれコーチ達が俺の体をアイスで冷やしているところで俺は目が覚めた。そこから1時間はそのままの状態でベッドから起き上がらないようにしていた。

俺たちはその後試合をキャンセルする事について話し合ったが、俺はファイターだしファンを悲しませるような事はしたくなかったので戦うことを決意した。だけど今冷静になって考えてみると、とても良い決断をしたとは思えなくなってきた。最近の他のファイター達の動向に注目してほしい。減量で体調不良になったファイター達はこぞって欠場という道を選んでいる。ただ過去の事だ。俺は前を向いている。今は新しい階級で新しい挑戦が待っている。」

急な減量をしてしまうと最悪死んでしまうこともありますし、先日はムエタイのファイターが減量中に意識を失い滞在中のホテルで亡くなるという事もありました。

ドス・アンジョスの場合どれくらいの体重から減量をしているのか。

「今の体重は195パウンド(88.5Kg)くらいだ。だいたいトレーニングキャンプ前の体重は195パウンドから200パウンド(90.7Kg)くらいだ。」

通常階級を上げる場合一旦体を大きくしてから臨むことが多いのでドス・アンジョスのケースも同じかと思いきやライト級の時もトレーニングキャンプ前はこれくらいの体重だったようです。ということは約20Kg弱の減量をしていたことになります。確かトニー・ファーガソンも同じような量の減量をしています。

「ただトレーニングは止めていない。毎日トレーニングは欠かさない。年を重ねるごとに水分など摂取したものが体内に溜まりやすい体質になってしまった。自分が食べた全てのものを体が良く吸収してしまうから、減量では体重がなかなか減らずにとても苦しい思いをした。だから階級をあげることにした。」

そこで今回のウェルター級デビューとなりますが、決して初めてというわけではなく、あくまでUFCでは初めてということになります。

「確か初期に3回か4回くらいウェルター級で戦った記憶があるし、初期の頃はミドル級で戦ったことすらある。その頃の俺は減量のやり方なんて知らなかった。試合のオファーは大会1週間前でファイトマネー100ドルという約束だったが、やってやろうって感じでミドル級で試合に臨んだこともある。遠い昔の話だ。確か12年くらい前の話だと思う。」

http://www.bjpenn.com/mma-news/rafael-dos-anjos/rafael-dos-anjos-passed-during-weight-cut-alvarez-fight/
http://www.bjpenn.com/mma-news/rafael-dos-anjos/former-lightweight-champ-reveals-massive-walk-around-weight-ahead-welterweight-debut/

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