4/22 MMA/UFCニュース ダン・ヘンダーソンが提案するMMAルール/ダニエル・コーミエに苦言を呈す。
MMAレジェンドのダン・ヘンダーソンがライターとして定期的に書いているブログ。今回はUFC210を振り返っての感想となっています。
「ここ何週間か旅行に出かけており、やっと戻ってきたところだ。とても忙しい日々だったがこれでいつもの日常に戻れる。
今回はMMAのルール、計量事件などUFC210について語りたいが、まずは今週末の大会の話題からいこう。俺たちのサム・アルビーが戦うのでヨロシク。
UFC Fight Night: ナッシュビル
サム・アルビー (ミドル級13位)
188㎝ 84Kg 30歳
UFC 7勝3敗 (4KO勝ち/1サブミッション勝ち/2判定勝ち)
通算 30勝8敗 (19KO勝ち/3サブミッション勝ち/8判定勝ち)
サムは最高の男だ。彼はずっと俺のジムでトレーニングを重ねているが、彼の成長はコーチの俺も目を見張るほどだ。もともと持っていたタフさといった精神面の強さに技術力がついてきたから、今後の成長がとても楽しみだ。必ずミドル級でトップ入りすることになるだろう。そんな彼が以前オクタゴンで戦う相手を全員ノックアウトしたいと俺に話していたことがある。復讐の旅とかなんとかいう奴だ。
コーチの俺としてもサムのノックアウトのスタイルに間違いはないと思っている。彼が本来持っているスタイルを崩したくないというのもあるが、それ以上にこのスタイルで勝利を重ねてきているからいじりたいと思わない。」
※アルビーは以前俺はこれから自分の知り合いのファイターやコーチの為にリベンジを果たしにいく復讐の旅宣言をしていました。ちなみの今回のターレス・レイチについて、「レイチは2008年に俺の昔のコーチでもあるネイサン・マーコートを倒した男だ。俺はネイサンの為にリベンジを果たしに行く」と語っていました。
MMAのルール
「UFC210のゲガール・ムサシ vs クリス・ワイドマン戦の結果このミドル級はますます混沌としてきた。
正直言ってまだ試合を観れていない。ただ聞くところによるとワイドマンの手はマットにつくかどうかといった所だったとか。こんなことはグラウンド状態での膝蹴りをOKすれば解決する話だし俺は何年もこの件を訴えてきた。
もしルールが違っていれば、クリス・ワイドマンだって今悩まずに済んだかもしれない。今のルールではレフリーも判断に迷ってしまう。しっかりと手がマットについていたのか、それとも指先だけだったのか。今のルールはこちらがイライラしてしまう程はっきりしないグレーな部分が多すぎる。」
計量事件
「正直言ってアンソニー・ジョンソンがあんな形で引退を発表するなんて思っていなかった。
試合ではダニエル・コーミエがグラウンドでゲームを支配していた。ダニエルに関していえば一旦DCにトップポジションを取られてしまうと彼の体が重すぎる為そのポジションから脱出するのが大変だということだ。
聞いた話だとUFC210での彼はいつもよりもさらに重い体重だったらしい。ダニエルはあの日契約体重を守ることに必死で何でもやるつもりで、結果彼はタオルを押し倒すことで1~2パウンドの体重を落とすことに成功した。
昔からあるトリックだ。ただなぜタオルを持っていたダニエルの隣にいた彼らは目の前で起きていることに何も気づかなかったのだろう。彼らがあのタオル行為を認めてしまったようなものだ。一体どうなっているんだ。とんだヘマが起きてしまった。」
https://champions.co/p/pride-legend-dan-henderson-makes-the-case-for-allowing-knees-to-a-downed-opponent-in-mma/4250360
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