カン・リーがUFCに契約解除を要求


UFCが契約していたドーピング検査の独立機関の検査方法に不備があったため、結局、カン・リーは、ドーピング違反はしていなかったとという結論を出したUFCですが、当の本人は、例え、本人への疑惑が晴れたとしても、UFCへの疑念を払拭する事までには至らず、UFCに対して、契約解除を要求するという決断に至ったようです。

MMAリポーターのジョシュ・グロスによると、リーは、今後、UFCと、一緒にビジネスをする気がない事を明らかにしています。

リーは、グロスに対して、

「信用できない人たちの下で、一生懸命、働く事は出来ない。UFCから、離脱する事が、一番良い事だと思っている。」

UFCマカオ大会後に行われたドーピング検査の結果、規定値を超える量のヒト成長ホルモンが検出された事が発表され、当初は9ヶ月間、後に、1年間の出場処分が課せられていました。

しかし、その後、リーが、不服を申し立てると、ドーピング検査の過程で不備が発覚していたことが判明、UFCは、出場処分を解除するという決定を下していました。

リーのマネージャーは、今回の件について、

「この事件が起こるまで、リーの印象と言えば、とても家庭的で、尊敬できるファイター、MMAファイターとはどうあるべきなのかを上手く体現しているという評価だった。しかし、UFCのせいで、すべての状況は、変わってしまい、今後も、彼には、ドーピング疑惑がつきまとわることになる。彼は、こんな人生を送るべきではないし、どうか、UFCが、彼の気持ちを尊重し、契約を解除してくれる事を望んでいるし、今後、ドーピング検査は、ドーピング検査に関して知識がある人たちのもとで行って欲しいと思っている。」

また、今後について、リーは、

「もし、今後も現役を続けるのであれば、それは、スコット・コーカーの下でになるだろう。あのような後で、UFCで戦い続けていくのは、とても難しい事だ。」

http://www.mmafighting.com/2014/12/3/7329533/cung-le-requests-contract-release-calls-ufc-something-i-dont-believe

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