アリスター・オーフレイムのUFC On FOX 13への意気込みについて


かつてはノックアウトアーティストと恐れられ、一時は、UFCヘビー級王座の最右翼と目されていたアリスター・オーフレイム、しかし、ここ最近は、かつての輝きは消え失せ、1勝3敗3TKO負けという散々な結果に終わっています。

そんなオーフレイムは、12月のUFC On FOX 13で、再起をかけ、ステファン・ストルーフェとの試合に臨みますが、Submission Radioに出演した際に、前回の試合、また、次回の試合の事について語っています。

「試合中に、パンチを貰ってダウンしてしまう事は、仕方ないことだ。誰も、それを防ぐ事など出来ない。今まで、75試合くらい、試合をこなしてきたが、自分が、そのような経験を、これまで、あまり経験してこなかったのは、とてもラッキーなことだったと思う。ただ、ついていなかっただけだ。このスポーツでは、運も重要な要素を占めている。あの試合、ベン(ロズウェル)には、運が味方していた。

今でも、10回戦えば、9回は、ベン・ロズウェルに勝てると信じている。決して、ノックアウトされたわけではないから、ダメージも負っていないし、早く、ケージの中に、戻りたくてたまらない。

どれだけ、自分が、練習で、スパーリングパートナーを圧倒しているかだとか、普段のトレーニングから、自分の実力を知ることは出来ている。自分の持久力には、何の問題もなかったし、前回の試合時の自分は、最高の状態にあった。」

また、UFC On FOX 13では、長身のストルーフェとの対決が決まっていますが、ジャクソンズMMAに移ったことで、長身のファイターとの対戦に向けた準備には、一点の陰りもないといったところのようです。

「勿論、仮想ストルーフェとして、ジョン・ジョーンズとスパーリングをしている。彼は、人間的にもスパーリングパートナー的にも、素晴らしい。ジョーンズの他にも、つい先日、Legacy FCヘビー級王者に輝いたコーディー・イーストともトレーニングを積んでいるし、トレーニングキャンプでは、この他に、何人か長身のファイター達を連れてくる予定だ。

彼は、間違いなく、リーチのアドバンテージを有効的に使ってくるだろうし、試合の展開を、サブミッションにもってこようとするだろう。ただ、総合的にみて、自分が、彼より優れたファイターであるという事は、事実だ。最後は、勝って、今年を締めたい。」

おそらく、オーフレイムのこういった驕りが、ここ最近の不調の原因でしょうか? テストステロンだけが、敗因ではないような気がします。

油断大敵。

http://www.mmaconvert.com/2014/11/04/ufc-on-fox-13s-alistair-overeem-excited-to-get-back-in-octagon/

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