マーク・ハント 「ケイン・ヴェラスケスの欠場はファブリシオ・ヴェウドゥムにとって悪夢だ。」


マーク・ハントは、UFC180を欠場する事になったケイン・ヴェラスケスについて、

「チャンプにとっては、(欠場は)最悪な結果となったが、ファブリシオ・ヴェウドゥムにとっても、(ヴェラスケスの欠場は) 悪夢となった。」

と、ヴェラスケス欠場について、解釈しているようです。

「ケインが怪我をしたことにより、自分に大きなチャンスが舞い込んできた。とても、ハッピーな気分だ。ケインには申し訳ないが、(ケイン欠場の知らせは) 自分にとっては、最高の知らせだった。」

ヴェウドゥムは、ハント戦について、ヴェウドゥムの方が、ハントよりも、下記の理由から、とても有利な立場であることを、強調していましたが、

高山で試合が行われる対策として、ヴェウドゥムは、すでに2ヶ月間、メキシコでトレーニングを積み、体を慣らすことで、高山対策をしてきているが、ハントが、メキシコ入りしたのは、僅か2週間前。

また、ハントには、短期間で、約18Kgの減量が必要になって来る為、体力的な消耗があると予想される。

ただ、何も、このような見解を持っているのは、ヴェウドゥムだけでなく、スポーツブックメーカーの5 Dimesでも、圧倒的に、ヴェウドゥム勝利が予想され、Twitter上などでも、数週間で、約20Kg近い減量を強いられているハントは、試合で、本来の力を発揮できないのではと、ツイートされています。

「結果がどうであれ、自分は、そこにいることで、勝利したと言えるだろう。誰が、何を言おうと、構わない。誰も、俺が、何をするのか、想像もつかないだろう。」

また、試合1週間前となった先週の金曜日の時点で、ハントは、リミットまであと6Kgのところまで来ていることを明らかにし、減量には、問題がないことを強調しています。

「ここメキシコには、勝ちに来ている。ファブリシオをノックアウトするだけだ。これは、俺にとっては、とても大きなチャンス到来だし、もし、試合のオファーを受けていなかったら、とても後悔していただろう。」

大方の予想では、ヴェウドゥムが得意の柔術を駆使し、ハントをグラウンドに引きずり込み、サブミッションを狙っていくだろうと思われています。 一方、ハントは、ワンパンチで、相手をノックアウトする事が出来るパワーを持っていますが、グラウンドのディフェンス力には、疑問が残り、また、以前、高所のデンバーで戦ったときは、あまり、良いパフォーマンスを魅せる事が出来ていませんでした。

「彼の作戦は、俺を、グラウンドに引きずり込み、そこから、サブミッションを展開していくことだろう。それは知っている。ただ、自分には、1発のパンチ、1発の膝蹴り、1発のキックが必要なだけだ。どさくさにまぎれて、勝利を掴んでやる。だれが、なんと言おうが、関係ない。」

http://www.foxsports.com/ufc/story/mark-hunt-cain-velasquez-s-injury-is-bad-news-for-fabricio-werdum-111114

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