リョート・マチダ 「ジョン・ジョーンズ、クリス・ワイドマンが防衛に成功するだろう。」


元UFCライトヘビー級王者のリョート・マチダが、MMAサイトのSherdog.comとのインタビューの中で、クリス・ワイドマン戦や、ジョン・ジョーンズ vs ダニエル・コーミエ、クリス・ワイドマン vs ビクトー・ベウフォート戦の勝敗の行方などについて語っています。

ワイドマン戦での戦い方について、前半の戦い方が、スローだったのではという点に対して、

「自分の作戦は、相手を疲れさせた上で、自分のゲームに持っていく予定だったが、彼は、とても上手くポイントを稼ぐことに成功した。もし、前半、もうちょっとアグレッシブに攻めることが出来ていれば、試合の結果は、だいぶ違っていたかもしれない。」

また、ワイドマンは、安全に戦いすぎたかという点については、

「どんな王者にも言えることだが、タイトルを維持するという事は、とても大事なことだ。彼は、賢く、戦っていたと思う。彼を倒すのはとてもタフなことだった。自分は、すべてを出し切ったし、彼は、王者として相応しいと思う。」

12月20日に、再起をかけて、現在ミドル級10位のCB・ダラウェイと対戦することになりますが、

「CBとの試合は、タフな試合になるだろう。彼は、これまで、他のブラジル人ファイターを倒してきているし、彼の実力を、過小評価することは、決して出来ない。チームとしっかり対策を練り、試合では、自分の実力のすべてを出し切りたいと思っている。」

来年初頭には、過去に、ベルトを懸けて戦った二人の王者の防衛戦が行われることになりますが、その試合の行方について、

「クリス・ワイドマン vs ビクトー・ベウフォート戦は、お互いにとって、楽な相手ではない。ビクトーが、ノックアウトで試合を決める可能性は十分にあるし、特に、前半戦には要注意が必要だろう。しかし、それでも、自分は、ワイドマンが、ビクトーを退けると考えている。通常、ストライカーが、5R,フルに、パワーパンチを繰り出せる事は、とても難しいことだし、ワイドマンは、その点で、ビクトーのパワーに、上手く、対応していくと考えている。

ジョン・ジョーンズ vs ダニエル・コーミエ戦は、ジョーンズが、タイトルを防衛するだろう。コーミエが素晴らしいファイターだということに異論はないが、コーミエにとって、ジョーンズは、リーチの差などがあることから、決して、戦いやすい相手ではない。ジョーンズにとって、苦手な相手とは、アレクサンダー・グスタフソンのように、上背があり、リーチがあるようなタイプのファイターだ。逆に言えば、コーミエにとっては、ジョーンズやグスタフソンとの戦いは、一筋縄ではいかないだろう。」

http://www.sherdog.com/news/news/Machida-Believes-Champs-Weidman-Jones-Will-Retain-Titles-Against-Belfort-Cormier-76453

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