UFCが全選手を対象に抜き打ちのドーピング検査を行うことに


UFCは、昨今のドーピング違反者続出の事態に対応するために、全選手を対象に、年数回、ランダムのドーピング検査を行うことを決定しました。

2014年だけを見ても、ビクトー・ベウフォート、チェール・ソネン、カン・リーらスター選手が、PED(パフォーマンス向上薬)を違法に摂取していた事により、ドーピング違反が発覚しており、また、ヴァンダレイ・シウバも、抜き打ちのドーピング検査から逃げ、結果、永久追放を受けていました。

この問題について、UFCのCEOを務めるロレンゾ・フェティータは、

「ドーピングの問題に関して言えば、UFCは、常に、この問題に、取り組んできたので、年々、減ってきていることは確かだ。

歴史を振り返ってみると、昔は、ランダムで行われていた試合後のドーピング検査を、我々は、各アスレティック・コミッションと協力をして、試合後には、全選手に、必ず、ドーピング検査を実行するように、働いた。これが、我々のクリーンなスポーツを目指した第一歩だった。その後、ネバダ州アスレチック・コミッションと協力して、抜き打ちのドーピング検査を行うようになり、また、テスト自体の精度を挙げるために、投資も惜しまなかった。」

そして、さらなる次のステップとして、今回、500人いるUFC所属の全ファイターを対象に、抜き打ちのドーピング検査を、年数回、行うことを、決定しました。

「要するに、もし、ズルをするのであれば、我々は、必ず、その者たちを、捕まえにいく、そして、違反した者には、処罰を下していくという決意表明でもある。我々は、ドーピング違反に対して、毅然とした態度で戦っていくつもりだ。ファンは、クリーンなファイトを期待しているし、それは、アスリート達も、同じだと思う。皆、MMAが、クリーンなスポーツであることを望んでいる。」

http://www.sherdog.com/news/news/Lorenzo-Fertitta-UFC-Working-on-Random-YearRound-Drug-Testing-for-Entire-Roster-74983

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