ホゼ・アルド「てっきりTKO勝ちを収めたと思ってしまった。」


チャド・メンデスを判定で破り7度目の防衛に成功したUFC初代にして唯一のフェザー級王者ホゼ・アルド、アルドは、地元ブラジルの観客の前で防衛に成功したことに、興奮を隠しきれない様子で、大会後の記者会見の場で、

「超満員の観客による応援を背にの試合で、負ける気がしない。別に、大口を叩く訳ではないが、この様な観客を味方に付けている自分を倒すには、殺す以外には方法がないだろう。

チャドは打撃にも相当な自信を付けてきて、結果、彼は、自分の得意分野のスタンディングでの勝負を選んできたが、自分にとっては、ラッキーだった。」

結果、試合は、アルドの判定勝利となりましたが、試合中には、物議を醸す場面が。1Rの終了間際、ラウンドが終了していたにも拘らず、レフリーが、ラウンド終了を宣告するのが遅れたため、アルドが攻撃を続けてしまい、あわや、メンデスをTKOという場面が見られました。

「あの場面では、クリーンなパンチを当てた後に、レフリーが割って入って来た為、てっきりTKO勝ちを収めたと思ってしまったから、あともう少しのところで、観客のもとへ走り出してしまうところだった。大恥をかく所だった。」

また、デイナ・ホワイトは、この件に関し、

「あの試合を、あの会場で、観ていた人なら分かるはずだが、観客の声がうるさくて、ベルの音は、まったく聞こえなかった。自分も、ベルの音が鳴った事に気づいていなかった。レフリーも、同じだったと思う。レフリーが、試合を止めるまで、ラウンドが終わったことに気づかなかった。それだけ、あまりにも、観客の声が大きかった。」

これで、2勝0敗の対戦成績になったわけですが、アルドは、3度目の対決の可能性も捨ててはいなようです。

「フランキー・エドガーは、グレイ・メイナードと3回戦ったし、メンデスとの3度目の対戦の可能性はあると思う。チャドは、この試合で得たものは沢山あったと思うし、3度目の対戦となれば、自分たちが、得れるものは、今回よりもさらに多くなるはずだ。彼は、常に、トップレベルをキープしているし、素晴らしいアスリートだという事に、異論の余地はない。彼には、まだまだ、多くの可能性が秘められているし、近い将来、再び、相見える可能性を、否定できない。」

http://www.mmafighting.com/2014/10/26/7072117/jose-aldo-thought-the-fight-was-over-after-controversial-post-bell

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