ハファエル・アスンソン「タイトル挑戦権を取れなかった事は、それほど、気にしていない。今、ユライア・フェイバーと戦うことに、興味はない。」


今年初頭に、バンタム級のNo.1タイトルコンテンダーになるも、怪我により、TJ・ディラショーにそのポジションを奪い取られ、その後も、絶対王者のヘナン・バラオがディラショーに敗れたため、UFCのバラオへの配慮というべきリマッチが計画され、タイトル挑戦権を得ることが出来ず、先週の大会では、ブライアン・キャラウェイを、見事に判定で破り、有力タイトルコンテンダーの地位を揺ぎ無いものにするも、しかし、ドミニク・クルーズの鮮やかな復活劇に比べては、印象が弱いという感が否めなく、これまで、この様に、不運が重なり、なかなか、タイトルに挑戦できずにいるUFCバンタム級4位のハファエル・アスンソン。

今週放映されたMMA Hourに出演したアスンソンは、このバンタム級のタイトル戦線について、

「このバンタム級の現状については、複雑な気持ちを持っている。何度も言うが、ドミニク・クルーズが、復帰戦で、とんでもないパフォーマンスを見せたことは確かだ。完璧なまでの戦い方だった。だから、キャラウェイ戦で、自分が、あのパフォーマンスを凌駕しなければならないと考えた時、気が遠くなったし、一体どうすれば、あれ以上のパフォーマンスと認めてもらえるのか悩んだ。彼は、60秒で、水垣偉弥を倒したのだから、自分は、20秒で、相手を倒さなければならないのか?  だから、とても複雑な気分で、試合に、臨まざるを得なかった。無論、自分たちは、常に、自分達が、どういうファイターなのかということを、見せていかなければならないから、全く、未知の世界というわけではなかったが、ただ、あの試合に臨むにあたり、変な緊張感があったことは確かだ。キャラウェイのようなファイターは、多少、過小評価されがちだが、彼は、連勝中で、波に乗っていたし、また、WEC時代から、彼が、ハイレベルな戦いを経験してきたという事を知っていたから、決して、リスクを犯して、攻撃をしていくということをしなかった。ただ、正直言って、自分は、消極的過ぎた。もう少し、アグレッシブに戦えたと思っている。」

また、ディラショー vs クルーズ戦のタイトル戦の行方を待つ間に、ユライア・フェイバーとのリマッチに興味はあるかとの質問については、

「とても興味をそそられるマッチアップだと思うが、今は、タイトル戦など、次善なオファーを待ちたいと思っている。ユライアには、5回くらい、自分と対戦する機会があったが、彼は、すべて、ふいにしてしまった。それに、今、ユライアと戦う重要性はないと思っている。もちろん、彼へ、リベンジを果たしたい気持ちはあるが、自分とユライアでは、バンタム級での立ち位置に、大きな隔たりがある。彼には、自分と対戦するチャンスがあったが、彼は、自分と対戦するという選択をしなかった。それに、彼は、バラオにTKO負け後、一度、勝っただけだ。自分は、リマッチよりも、タイトルコンテンダー決定戦の方に、興味を持っている。」

http://www.mmamania.com/2014/10/7/6937479/ufc-raphael-assuncao-not-bitter-about-losing-title-shot-to-dominick-cruz-not-urijah-faber-mma

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