ビクトー・ベウフォート「復帰戦での自分のパフォーマンスに、皆、驚愕するだろう。」


来年の2月頃に、クリス・ワイドマンが保持しているUFCミドル級王座に挑戦する事が決まっているビクトー・ベウフォートですが、相次ぐ試合のキャンセルにより、2013年の11月以来、試合から遠ざかっている状況です。

長期戦線離脱の影響で、パフォーマンスの低下が囁かれる中、ベウフォート自身は、復帰戦でのパフォーマンスに、とても自信を持っていて、復帰戦での自分のパフォーマンスに、皆、驚愕するだろうと、考えているようです。

「2014年には一度も戦う機会がなかったが、復帰戦での自分のパフォーマンスには、皆が、驚愕する事になるだろう。テストステロン補充療法無しの生活に、体を慣らしていくのには、十分な期間を費やすことができたし、前回の戦いのときよりも、さらに、進化している。この1年間、試合に出場することはなかったが、ブラックジリアンズの元で、3階級制覇を達成する為に、ハードなトレーニングを積んできた。

2014年は、延期や奇妙な出来事の連続といった感じだった。ただ、その様な困難は、自分を強くしてくれるし、次のステップへの始まりだと思っている。12月の試合に出場し、タイトルを奪取する事を予定していたが、(結果、延期に。) ただ、すべての事柄には、何かしらの理由があって、起きているのだと考えている。毎日、とんでもない量のトレーニングを積んでいるが、自分は、その様な人生を、ずっと送ってきた。これからも、日々、鍛錬を重ね、向上心を持ち、タイトル戦を待っていきたい。」

しかし、一方で、試合が延期されたことを受け、本人は、暫定王座決定戦が行われてもよかったんじゃないかと考えているようです。

「デイナ・ホワイトは、ワイドマンは、拳にギブスを固定した状態が4週間続き、その後、6週間以内に、ドクターから、練習の許可が下りるだろうと語っていた。試合が、延期されたことに、文句を言うつもりはないし、残念ながら、怪我は、プロのアスリートにはつきものだ。このような状況では、誰もが、何かを失っている。ファンは、試合を見るのを待たなければならないし、この試合のためにハードなトレーニングをしてきた自分や、この試合を実現に動いてきたプロモーターやスポンサーなど、皆、失うものは大きい。

ただ、ベルトは、常に、ベストなファイターが挑戦出来るようにされていなければならないと思う。ワイドマンが怪我をして、試合が延期されたのは、初めてではなかったわけだし、今回の様な状況では、暫定王座決定戦が行われてもよかったはずだ。」

ただ、これに対して、王者は、

「俺は、7月に戦ったばかりで、何も、1年間、タイトル防衛から遠ざかっていたわけではない。それに、俺のことを言うなら、ビクトーは、去年の11月以来、試合をしていない状況だ。俺たちは、もともと、今年の7月に戦う予定だったが、彼が、ドーピング検査に引っかかったことで、試合は、キャンセルされてしまった。前回、自分のせいで、試合がキャンセルされた事は棚に上げて、俺が、怪我で試合を延期せざるを得なくなった事を槍玉に挙げるなんて、図々しいにも程がある。全く、言っていることが、支離滅裂だ。」

と珍しく怒っています。

http://www.mmafighting.com/2014/10/13/6882129/vitor-belfort-plans-to-surprise-opponents-long-layoff-mma-news

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