ケイン・ヴェラスケスの手術は成功、2015年初頭の復帰を目指す
UFC180のタイトルマッチ戦を、内側側副靭帯の捻挫の為に欠場する事になったUFCヘビー級王者のケイン・ヴェラスケス、この緊急事態に、マーク・ハントが、ヴェラスケスの代役として、ファブリシオ・ヴェウドゥムと新たにUFCヘビー級暫定王座を懸けて戦うことが決定していましたが、ヴェラスケスのヘッドコーチを務めるハビエル・メンデスが、ヴェラスケスの現状、また、復帰時期について、MMAFighting.comとのインタビューで明かしています。
メンデスによれば、半月板損傷を修復する為のヴェラスケスの関節鏡視下手術は今週の木曜日に行われ、見事成功した模様です。
「10月13日の月曜日に、スパーリングを行う前に、彼は、キックのトレーニングをしていたが、素晴らしい仕上がりを見せていた。レスリング、テイクダウンディフェンス、彼は、何の問題もないくらいに、仕上がっていて、がぶり(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8C%E3%81%B6%E3%82%8A)を行うまでは、すべては順調に事が運んでいるようだった。」
現時点では、来春3月の復帰を目指しているようですが、噂では、クリス・ワイドマン vs ビクトー・ベウフォート戦がメインイベントで噂されている2月28日開催予定のUFC184で、ヘビー級暫定王者を挑戦者に迎えての試合で、復帰するのではと囁かれています。
「いつ復帰するのかは、UFC次第だ。おそらく、彼は、11月と12月の初めまでは、練習を全休することになるが、12月には、フルトレーニングが出来るまでに、回復しているだろう。彼が、長期戦線離脱するとは思わない。」
また、暫定王座戦の勝敗の行方について聞かれたメンデスは、
「どちらが勝ってもおかしくはない試合だ。ただ、勝敗の鍵を握っているのは、マーク・ハントのコンディションだろう。短期間で、彼が、どれくらいのコンディションで、試合に臨むことが出来るのかが、この試合の鍵となると思っている。ただ、自分は、ヴェウドゥムがノックアウトされる姿を想像する事が出来るし、逆に、ハントが、サブミッションで敗退する姿も想像出来る。試合が長引けば長引くほど、ヴェウドゥムにとっては、不利な状況になってくるだろう。例え、ヴェウドゥムが、打撃戦で、ハントに、優位に立つことになったとしても、結果として、試合中に、自分の打撃力を過大評価したヴェウドゥムが、アグレッシブに打撃を繰り広げ、それが致命傷となって、負ける可能性はある。ハントの様なファイターに対して、そのような行為は、自殺行為だ。彼は、ワンパンチで、誰でも倒すことが出来る。ハントに対しては、ちゃんとゲームプランに沿った戦い方をしなければならない。十分なトレーニングを経て試合に臨む事が出来ないハントと対戦する事になったという意味では、ヴェラスケスの怪我は、ヴェウドゥムにとっては、良い方向に働いたと思うし、ハントは、ヴェラスケスの様に、コンプリートファイターではないから、ヴェウドゥムにとっては、ヴェラスケスと戦うときよりも、攻撃の的を絞りやすいと思う。無論、ハントの打撃力は、化け物級だが。」
http://www.mmafighting.com/2014/10/24/7060359/cain-velasquez-has-successful-surgery-hopes-for-march-return
コメント
コメントを投稿