リッチ・フランクリン 「もし、もう1試合戦う事になれば、自分が、自分たちの世代の、最後の砦になってしまうだろう。」


すでに、最後に、オクタゴンに登場してから2年以上が経っている元UFCミドル級王者のリッチ・フランクリン、現在、ONE FCの部長職がメインでの仕事となっていますが、"エース"の愛称で知られるフランクリンは、もし、本当に、試合に復帰する気があるのであれば、あまり、復帰に、時間を掛けすぎるべきではないと考えているようです。

今週放映されたMMA Hourに出演したフランクリンは、アリエル・ハワイニに対して、

「聞いてくれ、UFCでのファイターとしてのキャリアと、ONE FCでのキャリアは、全くの別物だ。多くの人から、ONE FCで、戦うのかと聞かれるが、今でも、ファイターとして、UFCの契約下にあるし、もし、試合をするとなると、それは、UFCの大会でとなる。だから、ONE FCの大会では、戦う事が出来ない。

今でも、トレーニングは欠かしていない。毎日、基礎トレーニングは続けている。常に、ベストなコンディションは整えておきたいし、もし、太りでもしたら、自分や自分がやっているビジネスの評判を落としてしまう事になる。だから、自分の人生において、トレーニングは、欠かすことが出来ない。勿論、今でも、戦いたい欲望に駆られることはよくあるが、自分には、ONE FCでの仕事があるし、今は、殆どの時間を、国外で、過ごしている。仕事は、どんどん、厳しくなっていくから、もし、本当に、戦いたいのであれば、しっかりと考えていかなければいけない。自分は、すでに、2年間、戦線から遠ざかっている。あなたは、先ほど、3年間、戦線を離れれば、ファイアーとしては、錆ついてしまうというトピックに対して、コメントを残していたが、自分は、そんな事は、全く、気にかけていない。最後に、もう1試合、戦いたいという気持ちに変わりはない。

自分には、後悔している事とか、やり残した事などはないし、負けた相手に、もう一度、挑戦し、リベンジを果たしたいという事もない。例え、リベンジに成功したとしても、自分が、負けたという事実が消えることはないのだから。自分は、これまでの人生に、とても満足しているから、だから、例え、2度と戦うチャンスがないとしても、それは、それで、納得出来る。

身体的に、まだ、衰えていないし、もう、1試合、トレーニングキャンプを張ることは、十分、可能だ。ただ、次の試合が、自分の最後の試合になる。それに、自分は、引退し、また、すぐに、現役に復帰を果たすようなファイターではない。

正直言って、最後の試合では、例えば、ヴァンダレイ・シウバ戦の様な、最高のバトルを期待したい。ヴァンダレイも自分も、ただ、勝利するだけでなく、観客をエンターテイニングすることに重きを置いていた。観客が、前のめりになるような、そういう戦いを、最後の試合ではやりたい。

MMAの歴史を紐解けば、自分の世代のファイター、ヴァンダレイ、ランディ・クートゥア、ダン・ヘンダーソン、マット・ヒューズらは、MMAの世界から、消えかかっている。もし、もう1試合戦う事になれば、自分が、自分たちの世代の、最後の砦になってしまうだろう。」

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