ハビブ・ヌルマゴメドフに対して17の質問


ダゲスタン共和国出身の25歳のグラップラーであるハビブ・ヌルマゴメドフ。これまで、MMAでは22戦22勝、UFC参戦後も、6勝0敗の成績を誇っています。現在は、膝の手術からのリハビリ中で、復帰は、早くて、2015年と言われていますが、ヌルマゴメドフが、膝の状態について、また、復帰時期、また、ライト級について、Sherdog.comとの独占インタビューで、語っています。

Q. MMAファンは、あなたの戦線離脱を心配していますが、現在の膝の状況について、お聞かせください。

A. トレーニング中に、膝を大怪我してしまい、手術の必要性が生じてしまった。ただ、今は、リハビリに励んでおり、2015年の初頭には、復帰できると考えている。

Q. どれくらいの大怪我だったのですか?

A. 十字靭帯の断裂に、半月板を2か所断裂していた。ただ、このスポーツでは、怪我を経験せずに、キャリアを終える人はとても少ないと思う。ほとんどのファイターが、怪我と付き合っていかなければならない。もともと、この怪我は、バスケットボールをしている最中に、起きてしまった。ジャンプをして、変な形で着地した時に、膝が割れたような音がした。それが、怪我の真相だ。

Q. 今の予定は?

A. 今は、ロサンゼルスにいて、リハビリをしているところだ。UFCは、全ての医療費を払ってくれている。彼らには、とても感謝している。

Q. リハビリでは、何をやっているのですか?

A. 膝を、以前の様に動かすために、リハビリを行っている最中だし、また、コンディションを常に、良い状態に保つためのトレーニングもしている。特に、足のトレーニングがなかなか出来ない中、腕のトレーニングをしている。

Q. MMAを始めて、友達になったトップファイター達などはいますか?

A. 勿論だ。たくさんの友人を作ることが出来た。彼らは、皆、スターなのにも関わらず、心がオープンだし、気取らない人ばかりだ。特に、AKAのファイター達とは、とても仲が良い。

Q. UFCに参戦して以降、何か学んだことはありますか?

A. たくさんの事を学んだ。まずは、ジムでのトレーニング方法が、アメリカと、他の国では全く違うという点だ。

Q. 自分自身で、一番、凄い、誇れる、と思った勝ちはありますか?

A. 全ての勝ちが、自分にとっては、大事だ。

Q. 格闘技一家で、生まれ育つ事とは、どの様な感じなのでしょうか?

A. 父親は、自分のコーチをしているが、もともと、父は、レスリング、柔道、サンボの選手で、ウクライナで王者にも輝いたことがある。そして、父は、これまで、10人以上の世界王者を輩出してきた最高峰のコーチだ。兄は、サンボで、3度、世界王者に輝いたことがあり、自分は、そんな兄を目標に、生きてきた。父は、MMAファイターでは、ルスタン・ハビロフやマゴメドラスル・カスブラエフらをトレーニングしてきたし、今でも、将来、MMAファイターになりたい人たちのトレーニングをしている。

Q. あなたの兄弟アブバカールは、将来性豊かなファイターだと思いますか?

A. 彼は、8勝1敗で、良いキャリアを積んでいる。来年には、UFCで、一緒に、戦えることを望んでいる。

Q. UFC入団の経緯について

A. トレーニングをし、試合で、しっかり、実績を残したことが、自分が、入団出来た理由だ。もし、MMAの世界で成功したいのであれば、ハードなトレーニングをこなし、試合に勝つ事が必要だ。しっかり、試合で実績を残せば、必ず、UFCに声をかけてもらえる。

Q. MMAでのゴールは?

A. 皆と同じように、王者になる事だ。MMAの歴史に名を残したいと思っている。

Q. イーグルというニックネームは、どこから来たのですか?

A. イーグルは、自分が生まれ育ったダゲスタン共和国の象徴だ。自分は、母国を、代表出来る様な相応しい人間になりたいから、このニックネームはとても気に入っている。

Q. 今後、UFCは、あなたに、どの様な試合を組んでいく必要があるでしょうか?

A. タイトルにとても近い位置にいると思っている。ランキングを見て貰ってもわかるように、自分は、順調に、ランクを駆け上がっている。例え、次の試合がタイトル戦じゃないにしても、タイトル戦までは、後1試合というところだろう。だから、(次戦の後) UFCには、(タイトル戦以外の) 選択肢は、残っていない。

Q. UFCでの6試合の中で、一番、タフな試合は?

A.グレイゾン・チバウ戦だ。彼をテイクダウンするのは、至難の業だった。

Q. UFCで、判定勝利が多い原因は?

A. わからない。常に、機会があれば、相手をフィニッシュしようとしているが、UFCは、世界最高峰の団体だから、世界最高峰のファイターが集まっている。そんな相手を、倒すのは、簡単な事ではない。

Q. デイナ・ホワイトとの関係は?

A. 彼とは、余り、喋ったことはないし、あったとしても、少し、言葉を交わしたぐらいだ。ただ、彼のUFCの運営方法は、素晴らしいと思っている。

Q. 一時、対戦が決まっていたドナルド・セラーニについて、どう思うか?

A. 経験豊富で、タフなファイターだと思っている。いつか、彼とは、戦ってみたい。自分の実力を計るのに、恰好な相手だ。

http://www.sherdog.com/news/articles/17-Questions-for-Khabib-Nurmagomedov-74227

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