ベン・アスクレン 「今後、UFCで戦うかどうかはわからない」


今週末にドバイで開催されるONE FC 19で、王者の鈴木信達に挑戦する元Bellatorウェルター級王者のベン・アスクレン、この試合は、エリートグラップラー vs 空手家の異種格闘技戦の構図となっています。

元オリンピックレスリング代表で、MMAでは、未だに、無敗を誇っているアスクレンが、BJPenn.comとのインタビューの中で、鈴木戦について、また、将来の計画についてなどを語りました。

インタビュアー 「今週末に、鈴木信達が保持するONE FCのベルトに、挑戦することになりますが、彼について知っていることや、倒すための秘策などを教えてください。」

アスクレン 「彼は、打撃を得意としているファイターだ。ただ、これまで、自分が戦ってきた13人の相手と同様、彼も、自分のグラップリングの前では、手も足も出ないだろう。」

インタビュアー 「ここ3試合では、TKO、サブミッションと、相手をフィニッシュすることに成功していますが、それ以前の6試合では、すべて、判定による勝利でした。何が、このような変化を、生んだのでしょうか?」

アスクレン 「時間が掛ってしまったが、ひとえに、技術力の向上が大きいと思う。最後に、自分が、判定で勝利を収めたのは、2012年のダグラス・リマ戦だったが、自分は、MMAを始めるまで、ストライキングや柔術の練習をしたことはなかったし、あの時、自分は、MMAを始めて、まだ、3年という状況だった。技術を身に付けていくには、時間が掛るものだ。2012年のころに比べれば、ファイターとしてのレベルも向上してきたし、その時と比べ、もっと簡単に、相手をフィニッシュすることが出来るようになった。」

インタビュアー 「もし、ベルトを奪取することに成功した暁には、誰を挑戦者に迎えて、ベルトの防衛戦を行いたいですか?」

アスクレン 「相手は誰でも構わない。」

インタビュアー 「あなたは、現在、(アンソニー・ペティスらが所属する)ルーファスポーツとEvolve MMAの2か所で、トレーニングを行っていますが、両ジムでのトレーニングについて、また、両ジムが、どのように、あなたを、より良いファイターに作り上げることに成功したのか、お聞かせください。」

アスクレン 「どちらのジムも、経験豊富なコーチやファイター達がいて、世界でも、トップクラスのジムだと、思っている。どちらのジムにも、打撃、グラップリングなど、一芸に秀でている人ばかりで、毎日が、良い勉強になる。」

インタビュアー 「あなたの事を、TUF 19 Finaleで、拝見しましたが、将来、UFCで、戦うという事は、あり得るのでしょうか? それとも、デイナ・ホワイトは、あなたがUFCで戦う事を、拒否しているのでしょうか?」

アスクレン 「今は、ONE FCとの関係に、とても満足しているから、他の団体で戦う事には、興味を持っていない。」

インタビュアー 「ONE FCとの契約が終了した後に、アメリカの団体と、契約する可能性は、残っているのでしょうか?」

アスクレン 「ない、ONE FCとの関係に満足しているから、(契約が終了しても) 契約を延長して、ずっと、ここで、戦っていきたい。」

インタビュアー 「あなたは、過去に、よく、ファイター達に、(GSP等)対戦を呼び掛けていましたが、もし、その中で、ひとり、対戦することが可能だとすれば、誰と対戦したいですか、そして、その理由は?」

アスクレン 「その中であれば、誰でも、(戦うことが出来れば) 自分は、満足だ。」

インタビュアー 「最後に、あなたのトレーニングパートナーであるアンソニー・ペティスが、TUF20で、コーチ役を務めていますが、このショーにおいて、あなたにも、何か役割はあるのですか?」

アスクレン 「7月4日の独立記念日の週に、ラスベガスに滞在していたが、その時に、少しだけ、練習に付き合った。(TUF20に出演している)女子ファイター達は、皆、素晴らしく、彼女たちのレベルの高さには、とても、驚かされた。」

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