TJ・グラント「復帰戦ではカウボーイかネイト・ディアスと戦いたい」


柔術のトレーニング中に脳震盪を起こし、それ以来、脳振盪後症候群の為、13ヶ月間の長期休養が続いているTJ・グラントですが、グラントが、現在の自身の状態について、ようやく、昔の頃の状態に戻りつつあり、復帰が近づいてきたことを明らかにしています。

グラントは、FOX Sportsとのインタビューに対して、

「順調に回復している。ここ最近、ハードなトレーニングを積み、自分を追い込んできたが、体調は、とても素晴らしい。残るは、医者からの、最終判断待ちといった所だが、すぐにでも、医者からのお墨付きを貰えればと思っている。ただ、脳震盪の問題は、とてもデリケートで、この問題に、100%はないから、何時、自分が、復帰するのかについては、まだわからない。しかし、自分は、それが、もうすぐの所まで来ていると感じている。体調的には、全く、問題はない。

柔術やキックボクシングの練習は、すでに出来ているし、柔術の場合は、スパーリングも行えている。ただ、キックボクシングやレスリングに関しては、スパーをすることで起きてしまうかもしれないアクシデントから、未だに、自分の身を守っているという状況で、スパーリングは避けている。体調的には、問題ないと思っているが、もし何かが起き、怪我が長引いてしまうことを恐れている。

脳振盪後症候群を治癒するには、どのようなリハビリを行ってきたかが、重要になってくる。自分は脳のスキャンなどあらゆる検査を行ってきたが、すべて、結果は、良好だった。先日、首の慢性的な炎症の為に起こる頭痛の為、MRI検査を行ったが、結果は、良好で、体調は、順調に回復していると、感じている。脳震盪の後遺症のせいで、疲れるとかなどの影響が、昔は、毎日あったが、今では、脳震盪の後遺症を感じることも少なくなって来ている。自分は、もうすぐ、試合に復帰することが出来ると、確信している。

復帰は、とても近いと感じているし、自分は、復帰の事だけを考えている。早く、お金を稼ぎたい。今まで、お金の為に戦うことなどなかったが、ただ、そんな信条も、1年以上もお金を稼ぐことが出来ていないという状況下では、無意味だ。10月にカナダで開催予定の大会に出場することが目標だが、まだ、ジョー・シルバ(マッチメイカー)とは、話をする事は、出来ていない。医者から、復帰許可が下りれば、すぐにでも、彼に電話をし、復帰戦を組んでくれと頼むつもりだ。10月のカナダ大会に、間に合うことが出来ればと、思っている。

UFCのライト級の状況についていえば、自分が、戦線を離脱してから、変わったこともあれば、変わっていないこともある。自分自身は、自分が、未だに、トップファイター達のひとりであると思っているし、これについては、復帰してから、もう一度、皆に、自分の実力を披露する事で、証明していくつもりだ。

個人的には、ドナルド・セラーニかネイト・ディアスと戦いたいと思っている。彼らは、決して、後ろには下がらず、常に、前に進むという男気なスタイルを持っているし、彼らとの試合は、とてもエキサイティングな試合になると思う。

ただ、自分の第一の目標は、試合をするということだから、相手に拘っているという訳ではない。どうせ、セラーニの対戦相手は、今後2-3日中に、決まってしまうだろうし、まずは、復帰戦をすることが、目標だ。相手は、誰でもかまわない。」

http://www.foxsports.com/ufc/story/t-j-grant-would-love-to-fight-cowboy-cerrone-or-nate-diaz-upon-his-return-081014




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