GSP 「独立機関によるドーピング検査が行われない限りMMA競技に復帰する予定はない」


UFC167のジョニー・ヘンドリックス戦後に、無期限の休養を宣言したMMA界最大のスーパースターであるGSPが、MMAサイトのBloody Elbowとのインタビューの中で、PEDやMMAに復帰する条件等を明らかにしました。


Bloody Elbow

「ここ数年の間、MMA界で、最も話題になった話といえばアンデウソン・シウバ vs GSPの王者同士のスーパーファイトの件だったわけですがが、しかしながら、現在、状況は一変し、あなたは、競技から離れ、一方のアンデウソンは、王者から陥落し、また、試合中に起きた大怪我の影響で、引退間近のキャリアに差しかかっています。今、振り返ってみて、あの時、王者だったアンデウソンと、戦っておけば良かったと、後悔していますか? また、この試合を実現させるための、一番の障害は、何だったと思われますか?」

GSP

「階級の差が、一番の問題だった。それに、お互い、王者だったこともあり、タイトルマッチをこなしていかなければならなかったから、スーパーファイトに時間を費やす時間がなかった。スーパーファイトを実現させるには、タイミングが悪すぎた。」

BE

「もし、フリーエージェントになっていれば、UFCで得られた以上のお金を得ることが出来ていただろうと言われていますが、例えば、毎試合、数億円のファイトマネー+50%のPPV収入等、フリーエージェントという選択をせずに、後悔していますか?」

GSP

「自分の過去を変えることは出来ないが、自分の稼いだ額には満足している。ただ、世の中には、」自分と同じくらいの努力しても、稼いだ額は、雀の涙というケースが多いいということも事実だ。」

BE

「先日、あなたのチームメイトであるマーク・ボーチェックが、PEDを使用し、ズルをしているファイター達と、不公平な戦いをしたくないとの理由から引退を表明した件が、大きな話題を呼びました。常日頃から、この業界に蔓延するPEDの問題について、声を大にして、訴えてきているあなたにとって、VADA、USADAなどによる厳しいドーピング検査は、あなたが、MMAに復帰する最低条件ということになるのでしょうか?」

GSP

「VADAやUSADAの様な独立機関によるドーピング検査が行われない限り、MMA競技に復帰する予定はない。」

BE

「ドーピング検査に失格したビクトー・ベウフォートが、復帰戦で、タイトルマッチを戦うということについて、どう思いますか?」

GSP

「個人的に、ビクトーを揶揄する気はないが、皆、自分が、PEDに対して、どのような考えを持っているのか、知っているはずだ。それに、誰が、ベルトに挑戦するのに相応しいか、ここで、あれこれコメントするのは、差し控えたい。」

http://www.bloodyelbow.com/2014/8/22/6054745/georges-st-pierre-ufc-interview-drug-testing-fighter-union

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