クリス・ワイドマン 語る


先日放映されたUFC Tonightの番組の中で、インタビューに応じたUFC世界ミドル級王者のクリス・ワイドマンが、今後のキャリアについて、また、ミドル級の現状について、語りました。

来月に開催予定のUFC178で、ブライアン・スタンやラシャード・エバンスらと共に、ゲストアナリストを務める予定のワイドマン、着実に、試合以外のキャリアを構築しているワイドマンですが、最優先事項は、12月に、ビクトー・ベウフォートを迎えて行う防衛戦で変わりはないようです。

「彼は、若干19歳で王者になったこともあり、経験豊富なファイターだ。彼は、これまで、2度、ドーピング違反で捕まったが、彼の復帰戦となるUFC181では、今までで最高のビクトーと対峙できる事を期待している。ビクトー自身は、TRT無しの彼の実力に疑問を感じている人たちに対して、UFC181で、本当の実力を示す事で、彼に対する疑念を払しょくしたいと、その事が、彼にとって、この試合に向けての、大きなモチベーションになっているようだが、自分が見た感じ、彼は、TRTを止め、かなり、体が小さくなったように思える。彼の最大の弱点は、持久力だと思うが、ただ、彼も、その点については、わかっていると思うし、克服してきているだろう。彼とは、タフなファイタが出来ることを期待している。」

当時パウンド・フォー・パウンドだったアンデウソン・シウバを2度破り、また、2階級制覇を狙ったリョート・マチダの挑戦も退けることに成功した今、彼の実力について、異論の余地はないと思われますが、彼自身は、未だに、彼の実力について、疑問をもっている人が、多くいると考えているようです。

「自分の実力について疑問を持っている人がいる限り、自分にとっては、その事が、戦ううえで、大きなモチベーションになっている。自分は、史上最強のMMAファイターであるアンデウソン・シウバと戦い、彼をノックアウトして見せた後でも、自分の実力に疑問を持つ人は多かったし、リマッチを戦え終えた後でも、終わり方が、彼の怪我によるものだったから、自分の実力に対しする疑念は払しょくされることがなかった。しかし、それは、リョートを倒した後でも変わらなった。」

そのマチダに関していえば、ワイドマン自身は、多くのファンのルーク・ロックホールドはマイケル・ビスピンと戦うべきだ、とは違う意見を持っていて、ルーク・ロックホールドは、次戦で、マチダと戦うべきだと考えているようです。

「ルーク・ロックホールドにとって、リョート・マチダは、マイケル・ビスピンよりも、タフな相手となるだろう。ビスピンは、ティム・ケネディーとタフな試合をこなした後、しばらく、戦線を離脱していたカン・リーを破ったというだけだ。現状、ビスピンは、タイトル挑戦からは、ほど遠い位置にいる。」

http://fiveouncesofpain.com/2014/08/31/chris-weidman-has-ideas-for-middleweight-division/

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