クリス・ワイドマンのトレーナー「クリス・ワイドマンはリョート・マチダのガラスのアゴを粉砕するつもりだ」


UFC175で、リョート・マチダを迎えて2度目の防衛戦に臨むUFC世界ミドル級王者のクリス・ワイドマン、アンデウソン・シウバ以外の相手とは、実に、2年ぶりの対戦となりますが、当初は、5月に、ビクトー・ベウフォートとの試合が決まっていました。

しかし、ベウフォートが、抜き打ちのドーピング検査で、基準値を超えるテストステロン値が検出され、試合出場へ向けてのライセンス取得が困難になった為、対戦相手が、ベウフォートからマチダに変更、また、試合自体も7月に変更になっていました。

ワイドマンのヘッドトレーナーを務めるレイ・ロンゴによれば、テストステロン補充療法を行っていたベウフォートと戦うというのは、ワイドマンにとっては、不利な条件だったので、この変更は、ワイドマン側にとっては、ラッキーだったとコメントしています。

また、ロンゴは、ワイドマンは、王者なので、誰とでも戦う事、マチダ戦の対策もバッチリだと豪語しています。

「対戦相手が誰であろうと、クリスの敵ではない。ベウフォートの方が、マチダよりも、より攻撃的で、マチダは、カウンター攻撃を得意としているというのは確かだが、クリスは、どちらのスタイルにも、うまく対応していくことが出来る。今回は、特に、カウンター攻撃の対策を行ってきた。ただ、彼は、王者だから、対戦相手が、誰であろうと、ひとりずつ倒していくつもりだし、王者であるということは、そういうことだと思う。

ワイドマンは、いつも通りに、相手を倒していくと思う。試合が始まれば、距離を詰め、攻撃を仕掛けていく。彼は、マチダに、思い通りの戦い方をさせるとは思わない。試合は、彼のゲームで進んでいくだろうし、最後は、ノックアウトで、クリスが勝利を収めると思う。」

マチダといえば、スピードに定評があり、また、掴み所がなく、カウンター攻撃を得意としているファイターですが、ロンゴによれば、そのマチダのスタイルには、意味があるようです。ロンゴは、マチダが、そのようなスタイルにしている理由について、マチダのアゴが、とても弱いからだと分析しています。

「マチダは、とても打たれ弱いと思っている。彼は、グラスジョーを持っている。ワイドマンのパンチで、マチダは、窮地に立たされるだろう。マチダは、とても打たれ弱いという事を知っているから、彼は、常に、ペースをコントロールしようとしている。彼は、対戦相手のペースで、試合をする事を、とても嫌がるだろう。」

http://www.mmamania.com/2014/6/23/5834806/ufc-175-ray-longo-chris-weidman-will-crush-lyoto-machida-weak-chin-mma

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