チェール・ソネンが2度目のドーピング検査ではヒト成長ホルモンとエリスロポエチンが検出されていた


チェール・ソネンが、今月初旬に行われた2度目のドーピング検査で、4つの違法薬物が検出されていた事が、ネバダ州のアスレチックコミッションにより、明らかにされました。

つい先日、MMAからの引退を発表したソネン、6月5日に、当時は、UFC175に出場する事が予定されていたために、試合のライセンスを取得するための一環で行われた2度目の抜き打ちのドーピング検査で、血液、尿検査を要求され(ちなみに、1度目のドーピング検査は、5月24日に行われていました。)、その検査の結果、ソネンから、ヒト成長ホルモン(排卵誘発剤として使用出来、テストステロン値を増やすことが出来る)と、エリスロポエチン(赤血球の増加効果を持ち、筋肉への酸素供給量を高め、スタミナ、持久力、また、乳がんの発生や増殖に関与しているエストロゲンのはたらきを抑制するアナストロゾールを向上させる事が出来る)が検出されていた事が、明らかにされました。

当初、ネバダ州のアスレチックコミッションは、(1度目の)ドーピング検査で、ソネンからアナストロゾール(乳がんの発生や増殖に関与しているエストロゲンのはたらきを抑制する)と、クロミフェン(無排卵治療薬として使われる)が検出された事を、6月10日に発表し、その数日後に、ソネンは、MMAからの引退を発表していました。

ただし、コミッションが、2度目のドーピング検査で、4つの違法薬物が検出されていた事を知ったのは、ソネンが引退を決めた後だったようです。

ヒト成長ホルモンとエリスロポエチン、どちらも、"どちらの用途"でも使えるので、ソネンにとっては、一石二鳥だったのでしょうか?

だとすれば、ソネン、賢いです。

http://www.mmafighting.com/2014/6/28/5853710/chael-sonnen-fails-second-drug-test-tests-positive-for-hgh-and-epo

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