UFC172 個人採点&Gif&ハイライト動画
ジム・ミラー vs ヤンシー・メディロス
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1R: 立ち上がりは距離を詰めようとするミラーに対して、距離を保った状態から攻撃を仕掛けていこうとするメディロス。パンチ主体のミラーに対して、メディロスはジャブや蹴りを織り交ぜての攻撃。しかし、お互いに距離が離れている為、効果的な攻撃を与えることはできないまま最初の1分が経過。その後、少し距離が近くなったことで、お互いの打撃が少しずつ当たりだすが、1Rの中盤、左右のフックで、一気に距離を詰めたミラーが、メディロスをフェンス際まで追い詰めた上で、クリンチの状態に持っていく。お互い、膝蹴りを繰り出していくが、ミラーが、メディロスをやや強引に倒した後、速攻で、ギロチン・チョークの形へ、メディロス、たまらずタップ。
(GIF by BJPENN.com)
UFC on FOX 11時のドナルド・セラーニもそうでしたが、ミラー、サブミッションへの移行が電光石火でした。やはりUFCレベルになると、一瞬の油断が命取りになるようです。
ティム・ボッシュ vs ルーク・ロックホールド
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1R: 距離を詰めていくロックホールドに対して、フットワークを使い距離を詰めさせないボッシュ。ボッシュがテイクダウンに行くが、ロックホールドがうまくボッシュをローリングさせることで回避、ボッシュのタックルが、完全に切られた形になる。そこから、ロックホールドは、足で、ボッシュの腕と首を巻き込んでロックした後で、ボッシュの足首を捕まえにいく。しかし、うまく、捕まえることが出来ないとわかると、ロックホールドは、エルボーをボッシュの脇腹に落としていき、最後は、ボッシュの腕を取りキムラロックへ、ボッシュ、たまらずタップ。
(GIF by BJPENN.com)
ロックホールドの勝利は、ボッシュのテイクダウンを華麗に回避したところでもう決まっていたのかもしれません。イケメンなうえに、戦い方までかっこいいとは、ロックホールドには、欠点が見つかりません。
フィル・デイヴィス vs アンソニー・ジョンソン
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1R: フットワークを使いヒット・アンド・アウェイ作戦のデイヴィスに対して、静かな立ち上がりのジョンソン、しかし、1分過ぎごろから、ジョンソンがパンチを振り回して距離を詰めようとする。デイヴィス、タックルへ移行するも、ジョンソンに簡単に切られてしまう。1Rの中盤は、ジョンソンのパワーのある攻撃にやや押され気味のデイヴィス、試合開始3分弱に、ジョンゾンの右ストレートからの左右のフックがデイヴィスを捕らえると、デイヴィスがフェンス際まで追い詰められてしまう。追い詰められたデイヴィスは、ややバランスを崩しながらもタックルへ移行し、状況を打開しようとするも、タックルは、またしても、ジョンソンに簡単に切られてしまった挙句、捕まり、ジョンソンのパンチを顔面に何発も食らってしまう。デイヴィス、なんとか、その状態から、スタンディングに戻すことに成功するも、ダメージがあるのか、口が開いた状態、また、額からは出血も見られる。デイヴィス、三度、タックルにいくも、今度は、膝蹴りをもろに食らい失敗。また、ここまで、ジョンソンが19発を当てているのに対し、デイヴィスはたったの1発だけ。デイヴィスは、攻撃を仕掛けていくも、ジョンソンにことごとく避けられてしまう。ラウンド30秒前にも、ワンツーをまともにもらったデイヴィス、1Rは、ジョンソンの前に手も足も出ないといった状態。
2R: このラウンドの立ち上がりも1Rと同じような展開、ジョンソンの攻撃が当たる一方、デイヴィスの攻撃は空を切るばかり。デイヴィス、距離を保ちながら、必死に、ヒット・アンド・アウェイで、なんとか、打撃を当てようとするも、ひとつひとつの攻撃が置いて行っているような感じで、また、当たらないので効果なし。逆に、ハイキックを食らい、再び、タックルへと活路を見出そうとするも、今度は、パンチを食らい、タックル失敗。中盤以降も、距離を詰めれば、ジョンソンの攻撃に逢い、後ろに下がるという展開が続く。4分経過した時点で、ジョンソンは、ここまで、38発を当てているのに対し、デイヴィスは13発と歴然の差。残り1分を過ぎたところで、デイヴィス、再び、この日5回目のタックルにいくも、バランスを崩し、亀の状態へ、そこから、再び、ジョンソンの足を掴み、テイクダウンに行こうとするも、失敗。試合は、再び、スタンディングの状態へ。残り20秒、デイヴィスのジャブが、ジョンソンの顔を捉えるも、あまり効果なし、デイヴィスが、何も出来ないまま、またしてもラウンドは終了。
3R: 1、2Rを落としているデイヴィスは、アグレッシブに行かなければならない状態だが、3R立ち上がりは、ジョンソンの攻撃からデイヴィスがフットワークを使い逃げている状態。ただ、打撃を当てようと、距離を詰めれば、ジョンソンのワンツーを食らうため、デイヴィスが、なかなか、距離を詰めようにも詰めれないという状況は1Rから変わりはない。1分過ぎ、デイヴィスが、今宵6度目のタックルに行くが、がっちりと組まれたうえで、離れ際にパンチを貰う。デイヴィス、再び、打撃に活路を見出そうとするも、ジョンソンにヘッドムーブメントだけでかわされる。中盤、デイヴィスが、7度目のタックルに行くと、それをかわそうと出したワンツーが空を切り、結果、デイヴィスが、ジョンソンを金網際まで追い詰めることに成功する。お互い、がっぷり四つに組んだ状態。両者ともに、そこから、脇へのパンチを放っていく。しかし、やや間が空いた状態になると、ジョンソンが、膝蹴りを繰り出すことで、デイヴィスを追いやることに成功し、試合は、再び、スタンティングの攻防へ。この時点で残り3分。ジョンソンがローキックとパンチのコンビネーションを出し、デイヴィスのバランスを崩させることに成功すると、デイヴィスは、すかさず、タックルへ、しかし、失敗。残り時間1分少々というところで、ジョンソンがタックルを見せ、デイヴィスをテイクダウンしようとするが、逆にデイヴィスに捕まり、足を掴まれる。テイクダウンかと思われるも、ジョンソンが、絶妙なバランス感覚を魅せ、その状況から脱出することに成功。残り1分は、お互いにやや接近戦のような形で、攻撃を放っていくが、お互いに、ダメージを与えることまでは成功せず、最後は、ジョンソンが片足タックルに行ったところで終了。
(GIF by BJPENN.com)
下馬評では、圧倒的不利だったジョンソンですが、デイヴィスを完封することで、ライトヘビー級に新たな光を投げかけた感じです。また、ハイレベルなレスラーであるデイヴィスのタックルをことごとく切ったジョーンズは、一躍、トップコンテンダーになったのではないでしょうか。テイシェイラとは違いパンチだけでなく、キックも多様していたのも印象的でした。
ジョン・ジョーンズ vs グローバー・テイシェイラ
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1R: 開始早々ボディ-キックを放っていくジョーンズに対して、パンチを振り回していくテイシェイラ、接近戦を挑もうとするテイシェイラに対して、ジョーンズは、クリンチやタックルで対応しようとするもうまくいかず。その後、ジョーンズのフロントキックを掴んだテイシェイラが組みに行くも、ジョーンズは、すぐに回避することに成功。テイシェイラの左フック3連発で、やや後退するジョーンズ、そして、この試合初めてボディーへの蹴りを繰り出し、テイクダウンへ、しかし、ジョーンズにタックルを切られる。そのまま、組み付くと、テイシェイラは、そこから、ショートアッパーを繰り出す。2分経過で、ここまで、ジョーンズが10発の打撃を当てたのに対し、テイシェイラは15発と、ややテイシェイラ優勢。中盤、ジョーンズがパンチを放った際に、指が、テイシェイラの目に入り、試合が少し中断するも、すぐに試合再開。テイシェイラが右のフックからのコンビネーションで、ジョーンズ後退させることに再び成功。後半、テイシェイラがボディーへの蹴りを繰り出すも、ジョーンズがテイシェイラの足を掴むことに成功し、ジョーンズが、もう一方の足を払いテイクダウン。しかし、テイシェイラは、打撃を貰う前に、立ち上がることに成功。前半は、テイシェイラ優勢も、後半は、ジョーンズはバックスピンキックなど蹴りとジャブ等でテイシェイラを攻め立てていく一方で、テイシェイラのパンチはやや空振りが目立った。
(GIF by BJPENN.com)
2R: ジャブでラウンドを開始したテイシェイラに対して、タックルで対抗のジョーンズ、しかし、テイクダウンを許さないテイシェイラ。ジョーンズは、テイシェイラとの接近戦を避けるために、ロー、ミドル、ハイキックで対応、テイシェイラに距離を詰めさせない。開始1分、ジョーンズの左ストレートが、テイシェイラの顔面を捉える。テイシェイラのパンチをバックステップでかわしながら、自身は、蹴りとパンチと多彩に攻撃を繰り出し、距離を詰めさせない事に成功。このラウンドは、特に、ジョーンズの蹴りが冴える。ジョーンズが、テイシェイラの額の部分を手で覆うような形が何度も見え、結果、ジョーンズの指が、テイシェイラの目に入り、再び、試合が中断する。中盤、ジョーンズのジャブと蹴りを組み合わせた攻撃の前に、やや沈黙気味のテイシェイラ。しかし、2R3分前後、左のフックがジョーンズの顔を捉えると (下記のGIFで見れます)、ジョーンズをフェンスに追い詰めたテイシェイラが、そこから、コンビネーションで追撃。しかし、ジョーンズが、そのピンチを脱することに成功すると、ハイキックやエルボーで反撃を開始。ただ、それも長くは続かず、再び、接近戦になると、テイシェイラのフックが決まりだし、ジョーンズは、エルボーとクリンチで対抗。スタンディングに戻ると、テイシェイラが、テイクダウンへ、しかし、ジョーンズに簡単にかわされ、脛へのキックやバックスピンキックで反撃したところでラウンド終了。
(GIF by BJPENN.com)
3R: 前2Rと同様、テイシェイラがオーバーフックで攻めるのに対し、ジョーンズはジャブとキックを織り交ぜながらの攻撃。テイシェイラの左右のフックは当たることは当たるが、その他に有効的な攻撃方法がないのは痛いところ。テイシェイラ、活路を見出そうと、開始早々、再び、テイクダウンにいこうとするが、ジョーンズの懐に飛び込んでいくのがやっと。テイシェイラが、パンチを放ちながら前進するも、ジョーンズは、うまく、バックステップでかわしている。ジョーンズは、この試合、2度目のタックルでテイクダウンを狙うも、テイシェイラは倒れない。しかし、テイシェイラをフェンス際に追い込むことには成功し、そこから、膝をいれていく。ただ、接近戦では、テイシェイラのアッパーが、何度も、ジョーンズの顔を捉え、ジョーンズ、たまらず、離れる。ジョーンズは、長いリーチを活かしエルボーを放ちながら、再び、テイシェイラをフェンス際に追い込む。ジョーンズは、クリンチの状態から、膝、エルボーを放っていくが、一方のテイシェイラは、ジョーンズを後退させようと、パンチをボディーに何発か放つも、今回は、ジョーンズを後退させるほどのダメージを与えることは出来ず、そのまま、ジョーンズ優勢の体勢のままフェンス際での攻防が続き、テイシェイラの瞼の辺りから出血が見える。一度は離れたものの、ジョーンズのボディーへのキックがきっかけになり、再び、テイシェイラをフェンス際に追い詰めるジョーンズ。ボディーへのパンチやアッパーなどが、かなり効果的に決まる。
4R: ジョーンズが、テイシェイラのパンチをうまく避けながらクリンチの状態に持っていく。テイシェイラをフェンス際に追い詰めたジョーンズが、バックブロー、エルボーや膝蹴りで攻め立てる。テイシェイラがテイクダウンに行こうとするも、かわされる。ジョーンズのジャブでテイシェイラのマウスピースが吹っ飛び一時試合中断。テイシェイラが距離を詰めようとするとジョーンズは、膝蹴りやローキックで対応、距離を詰めさせない。ジョーンズのジャブやエルボーで、テイシェイラの瞼の辺りの出血がひどくなってくる。テイシェイラが、フェンス際に追い詰められ、攻撃を貰うことが多くなる。テイシェイラに、ほぼ、何もさせなかったジョーンズ、ラウンド終了直前には、テイシェイラをテイクダウンしてパウンドの嵐を見舞う。
5R: 開始早々、ジョーンズがタックルからテイクダウン、テイシェイラの首に手を回しサブミッションを狙っていくも不発、しかし、テイシェイラをフェンス際に押し込む事には成功、ただ、膠着状態が続く。両者、一旦離れ、オクタゴン中央で、打撃の交換を数発行うが、試合は、再び、フェンス際での攻防へ、両者が、接近戦で、パンチの打ち合いを行い、テイシェイラのマウスピースが再び吹っ飛び、試合は一時中断。中盤、テイシェイラのパンチが再びジョーンズを捉えるように、しかし、ジョーンズが、うまく、テイシェイラを、フェンス際に押し込むことに成功し、ジョーンズは、そこから、エルボーを出していく。テイシェイラ、やや、足に来ているか、フラフラとよろめく。テイシェイラが、攻撃を仕掛けていくものの、やや力がない感じ。残り1分、ジョーンズは、フットワークを使い、距離を十分に取ることに専念。テイシェイラからパンチを貰わないように逃げ続けるジョーンズに、観客からは、ブーイング。
(GIF by BJPENN.com)
ジョーンズがうまくリーチの差、体格差を活かし、また、様々なキック等で距離を詰めさせない事に成功したのが、勝利した大きな要因で、逆に言えば、接近戦では、テイシェイラだったものの、フックだけのテイシェイラの単調な攻撃パターンも敗因だったような気がします。
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1R: 立ち上がりは距離を詰めようとするミラーに対して、距離を保った状態から攻撃を仕掛けていこうとするメディロス。パンチ主体のミラーに対して、メディロスはジャブや蹴りを織り交ぜての攻撃。しかし、お互いに距離が離れている為、効果的な攻撃を与えることはできないまま最初の1分が経過。その後、少し距離が近くなったことで、お互いの打撃が少しずつ当たりだすが、1Rの中盤、左右のフックで、一気に距離を詰めたミラーが、メディロスをフェンス際まで追い詰めた上で、クリンチの状態に持っていく。お互い、膝蹴りを繰り出していくが、ミラーが、メディロスをやや強引に倒した後、速攻で、ギロチン・チョークの形へ、メディロス、たまらずタップ。
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UFC on FOX 11時のドナルド・セラーニもそうでしたが、ミラー、サブミッションへの移行が電光石火でした。やはりUFCレベルになると、一瞬の油断が命取りになるようです。
ティム・ボッシュ vs ルーク・ロックホールド
http://www.proxfree.com/
(サーバーとIPアドレスの場所をUSAにする必要があります。)
1R: 距離を詰めていくロックホールドに対して、フットワークを使い距離を詰めさせないボッシュ。ボッシュがテイクダウンに行くが、ロックホールドがうまくボッシュをローリングさせることで回避、ボッシュのタックルが、完全に切られた形になる。そこから、ロックホールドは、足で、ボッシュの腕と首を巻き込んでロックした後で、ボッシュの足首を捕まえにいく。しかし、うまく、捕まえることが出来ないとわかると、ロックホールドは、エルボーをボッシュの脇腹に落としていき、最後は、ボッシュの腕を取りキムラロックへ、ボッシュ、たまらずタップ。
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ロックホールドの勝利は、ボッシュのテイクダウンを華麗に回避したところでもう決まっていたのかもしれません。イケメンなうえに、戦い方までかっこいいとは、ロックホールドには、欠点が見つかりません。
フィル・デイヴィス vs アンソニー・ジョンソン
http://www.proxfree.com/
(サーバーとIPアドレスの場所をUSAにする必要があります。)
1R: フットワークを使いヒット・アンド・アウェイ作戦のデイヴィスに対して、静かな立ち上がりのジョンソン、しかし、1分過ぎごろから、ジョンソンがパンチを振り回して距離を詰めようとする。デイヴィス、タックルへ移行するも、ジョンソンに簡単に切られてしまう。1Rの中盤は、ジョンソンのパワーのある攻撃にやや押され気味のデイヴィス、試合開始3分弱に、ジョンゾンの右ストレートからの左右のフックがデイヴィスを捕らえると、デイヴィスがフェンス際まで追い詰められてしまう。追い詰められたデイヴィスは、ややバランスを崩しながらもタックルへ移行し、状況を打開しようとするも、タックルは、またしても、ジョンソンに簡単に切られてしまった挙句、捕まり、ジョンソンのパンチを顔面に何発も食らってしまう。デイヴィス、なんとか、その状態から、スタンディングに戻すことに成功するも、ダメージがあるのか、口が開いた状態、また、額からは出血も見られる。デイヴィス、三度、タックルにいくも、今度は、膝蹴りをもろに食らい失敗。また、ここまで、ジョンソンが19発を当てているのに対し、デイヴィスはたったの1発だけ。デイヴィスは、攻撃を仕掛けていくも、ジョンソンにことごとく避けられてしまう。ラウンド30秒前にも、ワンツーをまともにもらったデイヴィス、1Rは、ジョンソンの前に手も足も出ないといった状態。
2R: このラウンドの立ち上がりも1Rと同じような展開、ジョンソンの攻撃が当たる一方、デイヴィスの攻撃は空を切るばかり。デイヴィス、距離を保ちながら、必死に、ヒット・アンド・アウェイで、なんとか、打撃を当てようとするも、ひとつひとつの攻撃が置いて行っているような感じで、また、当たらないので効果なし。逆に、ハイキックを食らい、再び、タックルへと活路を見出そうとするも、今度は、パンチを食らい、タックル失敗。中盤以降も、距離を詰めれば、ジョンソンの攻撃に逢い、後ろに下がるという展開が続く。4分経過した時点で、ジョンソンは、ここまで、38発を当てているのに対し、デイヴィスは13発と歴然の差。残り1分を過ぎたところで、デイヴィス、再び、この日5回目のタックルにいくも、バランスを崩し、亀の状態へ、そこから、再び、ジョンソンの足を掴み、テイクダウンに行こうとするも、失敗。試合は、再び、スタンディングの状態へ。残り20秒、デイヴィスのジャブが、ジョンソンの顔を捉えるも、あまり効果なし、デイヴィスが、何も出来ないまま、またしてもラウンドは終了。
3R: 1、2Rを落としているデイヴィスは、アグレッシブに行かなければならない状態だが、3R立ち上がりは、ジョンソンの攻撃からデイヴィスがフットワークを使い逃げている状態。ただ、打撃を当てようと、距離を詰めれば、ジョンソンのワンツーを食らうため、デイヴィスが、なかなか、距離を詰めようにも詰めれないという状況は1Rから変わりはない。1分過ぎ、デイヴィスが、今宵6度目のタックルに行くが、がっちりと組まれたうえで、離れ際にパンチを貰う。デイヴィス、再び、打撃に活路を見出そうとするも、ジョンソンにヘッドムーブメントだけでかわされる。中盤、デイヴィスが、7度目のタックルに行くと、それをかわそうと出したワンツーが空を切り、結果、デイヴィスが、ジョンソンを金網際まで追い詰めることに成功する。お互い、がっぷり四つに組んだ状態。両者ともに、そこから、脇へのパンチを放っていく。しかし、やや間が空いた状態になると、ジョンソンが、膝蹴りを繰り出すことで、デイヴィスを追いやることに成功し、試合は、再び、スタンティングの攻防へ。この時点で残り3分。ジョンソンがローキックとパンチのコンビネーションを出し、デイヴィスのバランスを崩させることに成功すると、デイヴィスは、すかさず、タックルへ、しかし、失敗。残り時間1分少々というところで、ジョンソンがタックルを見せ、デイヴィスをテイクダウンしようとするが、逆にデイヴィスに捕まり、足を掴まれる。テイクダウンかと思われるも、ジョンソンが、絶妙なバランス感覚を魅せ、その状況から脱出することに成功。残り1分は、お互いにやや接近戦のような形で、攻撃を放っていくが、お互いに、ダメージを与えることまでは成功せず、最後は、ジョンソンが片足タックルに行ったところで終了。
(GIF by BJPENN.com)
下馬評では、圧倒的不利だったジョンソンですが、デイヴィスを完封することで、ライトヘビー級に新たな光を投げかけた感じです。また、ハイレベルなレスラーであるデイヴィスのタックルをことごとく切ったジョーンズは、一躍、トップコンテンダーになったのではないでしょうか。テイシェイラとは違いパンチだけでなく、キックも多様していたのも印象的でした。
ジョン・ジョーンズ vs グローバー・テイシェイラ
http://www.proxfree.com/
(サーバーとIPアドレスの場所をUSAにする必要があります。)
1R: 開始早々ボディ-キックを放っていくジョーンズに対して、パンチを振り回していくテイシェイラ、接近戦を挑もうとするテイシェイラに対して、ジョーンズは、クリンチやタックルで対応しようとするもうまくいかず。その後、ジョーンズのフロントキックを掴んだテイシェイラが組みに行くも、ジョーンズは、すぐに回避することに成功。テイシェイラの左フック3連発で、やや後退するジョーンズ、そして、この試合初めてボディーへの蹴りを繰り出し、テイクダウンへ、しかし、ジョーンズにタックルを切られる。そのまま、組み付くと、テイシェイラは、そこから、ショートアッパーを繰り出す。2分経過で、ここまで、ジョーンズが10発の打撃を当てたのに対し、テイシェイラは15発と、ややテイシェイラ優勢。中盤、ジョーンズがパンチを放った際に、指が、テイシェイラの目に入り、試合が少し中断するも、すぐに試合再開。テイシェイラが右のフックからのコンビネーションで、ジョーンズ後退させることに再び成功。後半、テイシェイラがボディーへの蹴りを繰り出すも、ジョーンズがテイシェイラの足を掴むことに成功し、ジョーンズが、もう一方の足を払いテイクダウン。しかし、テイシェイラは、打撃を貰う前に、立ち上がることに成功。前半は、テイシェイラ優勢も、後半は、ジョーンズはバックスピンキックなど蹴りとジャブ等でテイシェイラを攻め立てていく一方で、テイシェイラのパンチはやや空振りが目立った。
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2R: ジャブでラウンドを開始したテイシェイラに対して、タックルで対抗のジョーンズ、しかし、テイクダウンを許さないテイシェイラ。ジョーンズは、テイシェイラとの接近戦を避けるために、ロー、ミドル、ハイキックで対応、テイシェイラに距離を詰めさせない。開始1分、ジョーンズの左ストレートが、テイシェイラの顔面を捉える。テイシェイラのパンチをバックステップでかわしながら、自身は、蹴りとパンチと多彩に攻撃を繰り出し、距離を詰めさせない事に成功。このラウンドは、特に、ジョーンズの蹴りが冴える。ジョーンズが、テイシェイラの額の部分を手で覆うような形が何度も見え、結果、ジョーンズの指が、テイシェイラの目に入り、再び、試合が中断する。中盤、ジョーンズのジャブと蹴りを組み合わせた攻撃の前に、やや沈黙気味のテイシェイラ。しかし、2R3分前後、左のフックがジョーンズの顔を捉えると (下記のGIFで見れます)、ジョーンズをフェンスに追い詰めたテイシェイラが、そこから、コンビネーションで追撃。しかし、ジョーンズが、そのピンチを脱することに成功すると、ハイキックやエルボーで反撃を開始。ただ、それも長くは続かず、再び、接近戦になると、テイシェイラのフックが決まりだし、ジョーンズは、エルボーとクリンチで対抗。スタンディングに戻ると、テイシェイラが、テイクダウンへ、しかし、ジョーンズに簡単にかわされ、脛へのキックやバックスピンキックで反撃したところでラウンド終了。
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3R: 前2Rと同様、テイシェイラがオーバーフックで攻めるのに対し、ジョーンズはジャブとキックを織り交ぜながらの攻撃。テイシェイラの左右のフックは当たることは当たるが、その他に有効的な攻撃方法がないのは痛いところ。テイシェイラ、活路を見出そうと、開始早々、再び、テイクダウンにいこうとするが、ジョーンズの懐に飛び込んでいくのがやっと。テイシェイラが、パンチを放ちながら前進するも、ジョーンズは、うまく、バックステップでかわしている。ジョーンズは、この試合、2度目のタックルでテイクダウンを狙うも、テイシェイラは倒れない。しかし、テイシェイラをフェンス際に追い込むことには成功し、そこから、膝をいれていく。ただ、接近戦では、テイシェイラのアッパーが、何度も、ジョーンズの顔を捉え、ジョーンズ、たまらず、離れる。ジョーンズは、長いリーチを活かしエルボーを放ちながら、再び、テイシェイラをフェンス際に追い込む。ジョーンズは、クリンチの状態から、膝、エルボーを放っていくが、一方のテイシェイラは、ジョーンズを後退させようと、パンチをボディーに何発か放つも、今回は、ジョーンズを後退させるほどのダメージを与えることは出来ず、そのまま、ジョーンズ優勢の体勢のままフェンス際での攻防が続き、テイシェイラの瞼の辺りから出血が見える。一度は離れたものの、ジョーンズのボディーへのキックがきっかけになり、再び、テイシェイラをフェンス際に追い詰めるジョーンズ。ボディーへのパンチやアッパーなどが、かなり効果的に決まる。
4R: ジョーンズが、テイシェイラのパンチをうまく避けながらクリンチの状態に持っていく。テイシェイラをフェンス際に追い詰めたジョーンズが、バックブロー、エルボーや膝蹴りで攻め立てる。テイシェイラがテイクダウンに行こうとするも、かわされる。ジョーンズのジャブでテイシェイラのマウスピースが吹っ飛び一時試合中断。テイシェイラが距離を詰めようとするとジョーンズは、膝蹴りやローキックで対応、距離を詰めさせない。ジョーンズのジャブやエルボーで、テイシェイラの瞼の辺りの出血がひどくなってくる。テイシェイラが、フェンス際に追い詰められ、攻撃を貰うことが多くなる。テイシェイラに、ほぼ、何もさせなかったジョーンズ、ラウンド終了直前には、テイシェイラをテイクダウンしてパウンドの嵐を見舞う。
5R: 開始早々、ジョーンズがタックルからテイクダウン、テイシェイラの首に手を回しサブミッションを狙っていくも不発、しかし、テイシェイラをフェンス際に押し込む事には成功、ただ、膠着状態が続く。両者、一旦離れ、オクタゴン中央で、打撃の交換を数発行うが、試合は、再び、フェンス際での攻防へ、両者が、接近戦で、パンチの打ち合いを行い、テイシェイラのマウスピースが再び吹っ飛び、試合は一時中断。中盤、テイシェイラのパンチが再びジョーンズを捉えるように、しかし、ジョーンズが、うまく、テイシェイラを、フェンス際に押し込むことに成功し、ジョーンズは、そこから、エルボーを出していく。テイシェイラ、やや、足に来ているか、フラフラとよろめく。テイシェイラが、攻撃を仕掛けていくものの、やや力がない感じ。残り1分、ジョーンズは、フットワークを使い、距離を十分に取ることに専念。テイシェイラからパンチを貰わないように逃げ続けるジョーンズに、観客からは、ブーイング。
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ジョーンズがうまくリーチの差、体格差を活かし、また、様々なキック等で距離を詰めさせない事に成功したのが、勝利した大きな要因で、逆に言えば、接近戦では、テイシェイラだったものの、フックだけのテイシェイラの単調な攻撃パターンも敗因だったような気がします。
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