上田将勝「ビビアーノ・フェルナンデスに勝つことで、自分が世界最高のバンタム級ファイターのうちのひとりだと証明したい」


元修斗フェザー級王者の上田将勝は、ONE FC15のビビアーノ・フェルナンデス戦で、新たな歴史を刻みたいと考えているようです。

「彼には、すべてのエリアで対抗できると考えている。もし、彼が、打撃戦を望んでいるのであれば、受けてたつつもりだし、自分に、グラップリングを挑みたいのであれば、自分のサブミッションには要注意が必要だ。彼が、自分に対して、明らかにアドバンテージを持っているエリアはないと思っている。」

上田選手は、ソン・ジョンミン、ジェンス・パルヴァー、ケビン・ベリンゴンを倒し、見事、ONE FCバンタム級トーナメントを制し、フェルナンデスへの挑戦権を獲得しました。

「このスポーツで、彼のように、強敵相手に、勝ち続けるのはとても難しい。彼は、とてもタフだ。ただ、自分も、3人倒して、トーナメントを優勝している。自分にも、彼のように、勝ち続けることが出来るという証拠だ。この試合は、自分のキャリアにおいて、もっともタフな試合になるだろう。そして、この試合の勝者が、世界最高のバンタム級ファイターのうちのひとりだということに異論の余地はないだろう。」

柔術を得意としているフェルナンデスですが、意外にも、現在7連勝のしているなかで、2回しかサブミッション勝ちがありません。ただ、だからといって、上田選手は、フェルナンデスのグラウンドゲームを過小評価などはしていないようです。

「彼にサブミッション勝ちがあまりない理由は、対戦相手、皆、王者である彼を、倒そうと必死に戦っているからだ。対戦相手は皆、彼を倒そうと、彼のスタイルを研究し、トレーニングをおこなっていく。また、戦いの過程では、色々な事が起こるから、別に、彼が、相手を、フィニッシュしようと戦っていないというわけではない。

昨年、トーナメントに勝ってから、この試合まで、1年間という多くの時間を、トレーニングに費やすことができた。グラウンドだけではなく、すべての面を、向上させていこうと、トレーニングしている。ビビアーノ対策として、いくつかのテクニックも練習してきた。

自分の事が、過小評価されているとは思わないが、自分は、リング内外で、派手に行動を取っているというわけではないから、ノーマークなのは確かだと思う。ただ、自分は、今の自分が、置かれている状況(騒がしくない状況)のほうが好きだし、ファンには、自分が試合で相手を倒した時にだけ、話題にして欲しい(普段は平和を希望)と思っている。

レジェンドのビビアーノを倒して、自分が、ベストファイターだという事を証明したい。ONE FC15は、自分にとって、人生最大の日になるだろう。MMAは、自分が唯一知っていることだし、これからも、ずっとやっていきたい事だ。ビビアーノ・フェルナンデス戦で、自分が今までやってきたことが、やっと評価されるわけだし、今から、ベルトを日本に持ち帰るのが、楽しみでしょうがない。」

http://www.mmafighting.com/2014/4/29/5664644/masakatsu-ueda-bibiano-fernandes-one-fc-mma-news

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