クリス・サイボーグ「ロンダ・ラウジーはジーナ・カラーノとの試合は楽な戦いだと思っている。」


ロンダ・ラウジーがインタビューを受ける際には、必ずといって良いほど話題に上がるクリス・サイボーグ戦に関する質問。

UFC171では、ラウジー自ら、ジーナ・カラーノ戦について語り、

「ジーナの為だけだったら、階級を上げて戦うことも厭わない。」

と発言。ジーナの為だけという事は、サイボーグの為には、階級を上げてまで戦う気がないということですが、確かに、ラウジーは、常々、サイボーグに対しては、自分と戦いたければ、バンタム級まで減量する必要があると語っています。

その為、このラウジーのジーナの為だけにという発言に対して、サイボーグ自身は、まったく驚く事はなかった様です。

「ジーナが、バンタム級にまで、体重を落とすことは、とてもタフなことだから、もし、試合を実現させたいのであれば、キャッチウェイトになると思う。ジーナ・カラーノが、素晴らしいアスリートだという事には異論の余地がないし、彼女がMMAに復帰するというのであれば、例え、それが、ロンダ戦の為だとしても、私はハッピーだ。ただ、彼女は、2009年以降、戦ってはいない。彼女の最後の試合は、ストライクフォース時代に私と戦った試合だ。そんな状態だから、おそらく、ロンダは、たとえ、階級を上げたとしても、ジーナは、彼女にとっては、敵ではないと考えているのではないか。ただ、ロンダは、ジーナ相手には出来ても、自分のようにジーナをすでに破っている相手には、同じ事が出来ないことは知っている。」

また、もし、両者の試合が実現した場合、どちらが勝つと思うかという質問に対しては、

「両者ともに、素晴らしいアスリートだから、両者に勝利の可能性はある。ただ、ジーナは、すでに4年も戦っていないから、良い戦いのリズムを持っていない。」

3月28日に、フェザー級(66Kg)で行われるムエタイのタイトルマッチを控えているサイボーグですが、今年中には、MMAで、バンタム級のデビューを飾ることが可能だと考えているようです。

「今は、ムエタイのタイトルマッチの事だけに集中している。今年は、たくさん試合をこなしていくつもりだが、そのうちのひとつは、バンタム級(61Kg)での試合になる予定だ。」

その為、通常体重が75Kgのサイボーグは、健康を損なわずに、バンタム級の試合をこなす為に、すでにダイエット方法を一新しているようです。

「皆、たった5Kgじゃないかと言うが、自分は、通常、75Kgある。それに、体脂肪率4%だ。筋肉を落としながら、減量するというのは、並大抵の事ではない。今は、ダイエットやトレーニング方法を変えて、ロンダ戦を実現させる為に、一生懸命がんばっているところだ。この世の中に、不可能なことはないと思っている。自分がやらなければいけない事は、ダイエットやトレーニングで、ベストを尽くし、一生懸命がんばる事だ。結果は、自ずとついてくる思っている」

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