フィル・デイヴィスがドーピング問題について語る


今週放映されたMMA Hourの中で、UFCライトヘビー級王者、次戦の対戦相手、ドーピング問題などについて語ったフィル・デイヴィス、

まずは、不仲が噂されるジョン・ジョーンズについて、


「別に、彼のことが嫌いだというわけではない。正直に言うと、むしろ、彼のことは好きだ。ジョン・ジョーンズは、クッキーみたいなものだ。彼は、とてもソフトで、甘い。だから、自分が彼を捕まえた時には、彼は、自分の手のひらの中で、粉々になってしまうだけだ。」

以前、デイヴィスは、ジョーンズに対して、グローバー・テイシェイラは、トップ10ファイターを誰も倒していないのに、タイトル戦の権利を勝ち取ることが出来た。一方で、自分は、No.1タイトルコンテンダーのリョート・マチダを倒しても、そのチャンスを貰う事は出来なかった。おそらく、ジョーンズは、この階級のソフトな面々(厳しい相手ではなく、簡単な相手)との戦いを好むのであろうと語っていました。

ようするに、デイヴィスは、ジョーンズを、ソフトで、甘いクッキーのように、女々しいファイターだと見ているということでしょうか。

UFC172でアンソニー・ジョンソンと戦うデイヴィス、この試合は、ジョンソンにとっては、UFC復帰戦ということになりますが、ジョンソンの、PED肯定発言について、


「彼が、PEDを使っているのかは、わからない。ただ、彼が、若いアスリートに対して、間違ったメッセージを送っていることを確かだ。アンソニーがPEDを使っているという確証はないが、ひとついえることは、PEDを摂取するようなファイターは、負け犬だということだ。自分には、PEDを摂取する理由がない。ドーピングをするような連中は、”自分には勝つ自信がない、だから、ドーピングをしなければいけないんだ” ということを認めなければならない。もし、PEDを摂取することによって、自分(デイヴィス)に勝つことが出来ると思っているのなら、それは大きな間違いだ。彼らは、ドーピング摂取すると決めた時点で、自分が力不足だと言っているようなものだから、そのような相手との戦いでは、試合をする前から、すでに彼らの負けが確定している。」

ちなみに、ジョンソンは、過去のインタビューで、MMAファイターがMLB選手のような年俸を貰っていれば、PEDを摂取することはなくなると、PED摂取を肯定する発言を行っていました。

彼曰く、どのスポーツにも、ドーピングをしている選手はいて、選手がドーピングで死なない限りは、使用することには、何の問題はない。逆に、なぜドーピングをしてはいけないのか、わからない。もちろん、過剰に摂取すれば、何かしらの問題が起きるだろう。ただ、ちゃんとした方法で、しっかり容量なども守り、摂取していれば、何の問題もない。ドーピングをしたいのであれば、それは、自分の判断次第だ。自分は、まったく、(ドーピング摂取が)悪いとは思わない。

ようするに、試合に負け続けてしまえば、ファイトマネーのアップは考えられないので、大金を手に入れるためには、ズルをしてでも勝ち続ける必要がある。ただ、もし、MMAファイターが、MLB選手のような大金を手に入れていれば、勝とうが負けようが、そもそものベース金額が高いので、勝敗を気にせずに戦うことが出来るということでしょうか?

それにしても、ブラックジリアンズは真っ黒です。やはり、フロリダにいるアスリートは真っ黒なのでしょうか。彼らがバイオジェネシス・クリニックの顧客でないことを祈ります。

http://www.mmamania.com/2014/3/2/5462648/ufc-phil-davis-takes-shots-jon-jones-daniel-cormier-glover-teixeira-title-shot-mma
http://www.mmamania.com/2014/2/10/5396744/ufc-172-anthony-rumble-johnson-pay-us-like-mlb-stars-we-wont-have-to-use-ped-mma
http://www.mmamania.com/2014/3/25/5543110/ufc-172-phil-davis-losers-who-take-peds-arent-good-enough-to-win-on-their-own-mma

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