チアゴ・アウベスが2年ぶりの試合復帰へ
怪我の影響で、実戦から2年以上離れているUFCウェルター級ファイターのチアゴ・アウベスは、4月10日に行われるUFC on Fox 11のセス・バジンスキー戦で、2年ぶりの試合復帰を果たします。
アウベスは、試合復帰に向けた現在の心境について、体のコンディションの方は100%の状態で、試合に向けた心配は何もないないようです。
「この2年間で、大きな手術を4回も経験した。2012年に2回と、2013年に2回だ。その手術のおかげで、体のコンディションも良くなり、再び、ハードなトレーニングを開始することが出来、2014年は、やっと、実戦に復帰できる。」
アウベスは、2012年に、右胸と左膝の手術、2013年には、左胸と左の上腕二頭筋の手術を敢行し、その結果、秋山成勲、シアー・バハドゥルザダ、マット・ブラウン戦をキャンセルしていました。
「2009年のジョン・フィッチ戦の前には、すでに、前十字靱帯と後十字靱帯を損傷していた。胸の怪我については、15年間のハードトレーニングによるものだろう。この2年間、トレーニングを休んでいたおかげで、体のコンディションは、以前よりも、ずっと良くなり、怪我からは、しっかり、回復することが出来た。怪我なしのトレーニングキャンプなどありえないが、自分は、今まで、大きな怪我と戦ってこれたのだから、問題はない。
このまま怪我の為に引退するとは思っていなかった。自分は30歳になったばかりだし、まだまだ、若いと思っている。今、MMAで、トップを張っているのは、自分の世代か、自分よりも上の世代だ。だから、年齢のせいで、復帰が困難になるとかは、まったく頭になかった。自分が、考えていたのは、自分の体のコンディションを100%の状態に戻した上で、復帰することだけだった。」
アメリカン・トップ・チームに所属しているアウベスには、ロビー・ローラー、タイロン・ウッドリー、ヘクター・ロンバートなどのウェルター級トップファイターたちが所属していますが、現在のウェルター級部門について、
「ジョニー・ヘンドリックスが一番タフなファイターなのは間違いない。ただ、自分も、毎日、タフなファイター達と一緒にトレーニングをこなしている。今、アメリカン・トップ・チームには、3人のタイトルコンテンダーがいる。このジムでは、毎日がタイトルファイトみたいなものだ。ただ、自分は、チームメイトとは、ベルト以外では、戦わないことにしている。」
また、GSPがベルトを返上したことについて、
「GSPは、試合のレベルを高くしすぎてしまった。彼に勝つには、正しいポジショニングに、正しい技術的なスキルが必要だった。ただ、彼がいなくなった事によって、自分がウェルター級を制するチャンスも十分にある。」
http://www.mmafighting.com/2014/3/22/5519804/thiago-alves-bionic-pitbull-is-100-percent-now
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