チャベス・ジュニアは、もし、ゲンナジー・ゴロフキン戦で計量をパスできなかった際に、ペナルティーとして、1億円を払うことで合意
フリオ・セサール・チャベス・ジュニアは、もし、ゲンナジー・ゴロフキン戦で計量をパスできなかった際に、ペナルティーとして、1億円を払うことで合意した模様です。
このペナルティー案は、チャベス・ジュニアが、ブライアン・ベラ戦で、計量をパスできなかった事を危惧したゴロフキンのマネージメントを務めるK2プロモーションズ代表のトム・レフラーによって提案され、Top Rank代表のボブ・アラムも了承した模様です。
もちろん、このペナルティーは、両者に科せられる予定で、もし、ゴロフキンが、計量をパスできなかった場合は、ゴロフキンも、ペナルティーを支払うことになります。ただ、今まで、計量に、問題がなかったゴロフキンにとっては、大した問題ではないと思われます。
一方の、アラムも、先日行われたベラとのリマッチで、計量を簡単にパスしたチャベス・ジュニアの体重の問題については、それほど、心配していないようです。
「ペナルティーの件に関して、我々が、異議を唱えることはない。二人とも、ペナルティーの対象だ。確かに、チャベス・ジュニアには、体重の問題が、これまでにも、何度もあった。ただ、それは過去のことだ。ベラとのリマッチで、順調に減量をこなし、脱水症状にならずに、計量を難なくパスしたことからもわかるように、スーパーミドル級の体重に合わせる事については、まったく問題はない。」
もし、計量をパスできず、ペナルティーとして、1億円を支払うことになれば、チャベス・ジュニアにとっては、大きな痛手ですが、その一方で、チャベス・ジュニアは、この試合で、5億円程稼ぐといわれています。
また、計量に関していえば、もうひとつ、ゴロフキンにとっては、チャベス・ジュニアのリバウンドを制限させることを、契約の条項に付け加えることも、重要になってきそうです。
スーパーミドル級の体重リミットは、76Kgですが、チャベス・ジュニアは、通常、計量日から、試合当日までに、10Kg以上の体重を、リバウンドさせてくるので、試合当日には、クルーザ級の体格が出来上がっていることになります。
一方で、ミドル級ファイターの中でも、小さな体格のゴロフキンの場合、ミドル級の体重リミットの72.5Kgから4Kgくらいしか、リバウンドさせてこないので、おそらく、チャベス・ジュニア戦当日も、スーパーミドル級の体重リミット辺りの体重で、チャベス・ジュニアと戦うことになると思われます。
その為、もし、リバウンドを制限させる条項がなければ、例え、この試合が、スーパーミドル級でのファイトだとしても、見た目は、スーパーミドル級 vs クルーザー級のファイターのような試合になってしまいます。
http://www.boxingnews24.com/2014/03/chavez-jr-agrees-to-1milion-weigh-penalty-for-golovkin-fight-on-july-19th/
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