ギルバート・メレンデスにBellatorが破格のオファー
UFCとの契約交渉が難航しているギルバート・メレンデスに対して、Bellatorは、メレンデスに、破格のオファーを提示した事が明らかになりました。
先日、デイナ・ホワイトは、メレンデスとの契約交渉がうまくいっていない事を明らかにし、
「お互いの合意地点を見出す事ができない。もう終わりだ。ギルバート・メレンデスの事は好きだが、彼のマネージャーを好きになる事はできない。」
もし、これからも、UFCで戦いたいのであれば、UFCのCEOに直接連絡を取るように呼びかけていました。
しかし、Bellatorは、今週の金曜日に、メレンデスと複数年契約の条件で、合意に達した事を明らかにし、メレンデスが、Bellatorで、エディ・アルバレス、マイケル・チャンドラー、ウィル・ブルックス、デイブ・ジャンセンらとの対戦が可能になる事を、発表しています。
BellatorのCEOのビヨン・レブニーによると、メレンデスのマネージャーは、メレンデスが、フリーエージェントになると、すぐに、Bellatorに連絡を入れたようで、契約内容についても、すぐに合意に達する事ができたようです。
「自分は、エル・ニーニョ(メレンデスの愛称)の大ファンだ。2008年に、Bellatorは設立されたが、その時から、ギル(メレンデスの愛称)の獲得に動いていた。彼は、今では、世界最高のライト級ファイターのうちのひとりにまでなった。ギルは、リング内、外で、明確な目標を持っている。我々は、彼がその構想を実現することが出来るように、サポートをしていく覚悟を持っている。」
また、現在の状況について、UFCがマッチング権を持っているので、UFCが、Bellatorがメレンデスに提示した契約内容と同等の契約内容を示せば、UFC残留となるので、メレンデスと100%合意したわけではないものの、ただ、デイナは、すでに、交渉を投げ出している感もあるので、近い将来、Bellatorで、メレンデスを見る確率は、とても高いといえます。
メレンデスは、Twitter上で、
「Bellatorは、素晴らしい契約条件を提示してくれた。Bellatorで、タフなライト級ファイター達相手に、自分の実力を試す事も可能だ。ただ、UFCが、自分と契約をしたいのであれば、UFCには、その権利、マッチング権、がある。」
また、メレンデスの師匠、シーザー・グレイシーは、Twitter上で、
「もし、UFCが、他のシーザー・グレイシー・チーム(ディアス兄弟、ジェイク・シールズ)を、大事に扱わないというのであれば、チーム全員で、Bellatorに移籍する事も可能だ。」
と、今回の、メレンデスとの契約交渉で、ダウン提示したデイナを批判しています。
個人的には、シーザーの案に賛成で、ぜひ、彼らが、Bellatorで戦う姿を見てみたいです。
(追記)
MMA記者のエリエル・ハワイニによると、WSOFも、メレンデスにオファーを出していて、WSOF曰く、WSOFは、Bellatorが提示した契約内容よりも、優れた内容をオファーしたと自負しているよう、WSOFも、メレンデスの加入を望んでいるようです。
また、噂では、Bellatorは、メレンデスに対して、契約金として250万円、2000万円のファイトマネー、PPVシェア、SPIKE TVへの出演、バイアコム社の映画出演などを契約事項として盛り込んでいるようです。
http://www.mmaweekly.com/gilbert-melendez-agrees-to-multi-fight-deal-with-bellator-mma-will-ufc-match-the-offer
http://www.bloodyelbow.com/2014/2/14/5413168/mma-news-cesar-gracie-move-fighters-from-ufc-to-bellator
https://twitter.com/arielhelwani
http://mmalinker.com/gilbert-melendez-sorta-signs-with-bellator-but-ufc-can-still-match-offer/
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