ネバダ州アスレチック・コミッションの顧問医師はビクトー・ベウフォートのテストステロン補充療法を認める考えがない事を表明
クリス・ウェイドマンとのUFC世界ミドル級タイトルマッチで、いつものようにテストステロン補充療法を申請する意向を表明しているベウフォートですが、どうやらその道のりは決して平坦というというわけではなく、ネバダ州アスレチック・コミッションのエグゼクティブ・ディレクターであったキース・カイザーは、以前、ベウフォートがネバダ州で戦った際に、ステロイドでドーピング検査に引っかかっていることから、ベウフォートが、ネバダ州で戦う際に、テストステロン補充療法を許可されることはないだろうと述べ、また、先日、米国のリングドクター協会も、テストステロン補充療法がコンバットスポーツで認められるべきではないとの論文を発表し、さらに、デイナ・ホワイトも、テストステロン補充療法を受けなかれば、戦えないというのであれば、引退するべきだと、テストステロン補充療法を受けて試合をするファイターを批判していました。
ビクトー・ベウフォートのテストステロン補充療法を認可するのか、どうかという質問に対して、ネバダ州アスレチック・コミッションの顧問医師であるドクター・ティモシー・トレイナーは、「ありえない」と回答し、ネバダ州アスレチック・コミッションは、ベウフォートのテストステロン補充療法を認める考えがない事を明らかにしました。
「過去に、パフォーマンス向上薬で、ドーピング検査に失格しているファイターに対して、テストステロン補充療法を認めることはない。」
また、ドクター・トレイナーは、ネバダ州アスレチック・コミッションの5人の委員に対しても、過去に、ドーピング検査に失格しているファイターに対して、テストステロン補充療法を認めるべきではないと、アドバイスしていくようです。
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