デイナ・ホワイト「ベンソン・ヘンダーソンには、試合を決めようという気が無い。」
過去5戦で、勝利した4試合のうち、実に3試合を、僅差の判定によって勝利を収めているベンソン・ヘンダーソン、今回の、ジョシュ・トムソン戦でも、かろうじて勝ったというのが、大方の見方になっています。
ジャッジのひとりは、48-47でトムソン勝利を支持、あとの二人のうち、ひとりは47-48、もうひとりは、46-49でヘンダーソン勝利を支持していました。
デイナ・ホワイトは、今回の判定について、
「46-49なんて、スコアは、どうかしている。ありえない事だ。試合自体、そんなワンサイドのゲームではなった。」
、とジャッジを批判。
1Rの途中で、右の拳を負傷していたトムソンは、この試合に勝てば、UFC世界ライト級王者のアンソニー・ペティスとの戦いが、確約されていましたが、試合の結果、勝ったヘンダーソン、負けたトムソン、どちらのファイターも、ペティスへ挑戦するのは時期尚早と判断されたようです。
(もともとヘンダーソンに関して、デイナは、たとえ、ヘンダーソンが、この試合で勝ったとしても、ペティスが、王者でいる限り、すでにペティスから2敗を喫しているヘンダーソンが、再びペティスへ挑戦するには、何人かのトップファイター達から、勝利を挙げることが条件だと、試合前のインタビューで、コメントしていました。)
「どちらも、次期挑戦者にはならない。今日のようなヘンダーソンの戦い方は、100万回くらい見てきた。彼が、才能のあるファイターだと言う事に異論は無いが、ただ、彼は、判定勝ちを狙うグラップラーであって、試合を決めようとするフィニーシャーではない。彼には、試合を決めようという気が無い。」
また、王者のペティスは、ヘンダーソンについて、ツイッター上で、
「評価に値しない」
と、ヘンダーソンを酷評しています。
http://www.mmafighting.com/2014/1/26/5346706/dana-white-on-ben-henderson-hes-a-grinder-hes-not-a-finisher
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