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エディ・アルバレス「UFCのマッチメイクはおかしい。プロ野球では負けたチームが決勝に進出するなどありえないがUFCではそれが可能だ。」

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UFC245でバンタム級のデビューを果たした元UFCフェザー級王者のジョゼ・アルド。 僅差の判定でバンタム級デビュー戦を飾ることは出来ませんでしたが、現UFCフライ級、バンタム級王者のヘンリー・セフードから対戦を呼び掛けられたり、デイナ・ホワイトも次期挑戦者として興味を示すなど、勝者のマルロン・モラエスよりも注目を集めています。 またコナー・マクレガーは来年1月のUFC246でドナルド・セラーニとウェルター級での対戦が決まっていますが、勝てば次期ライト級の挑戦者になることをデイナが公言しています。 このおかしなマッチメイクについて元UFCライト級王者で現在ONEに所属しているエディ・アルバレスがコメントを残しています。 「UFCのことは好きだし、今でもUFCの試合を観ている。先日のUFC245は昔のUFCをみているようだった。マット・ヒューズやGSPがいたころのUFCは全てのカードが本物のファイター達によって埋め尽くされていて、常にベストなファイター vs ベストなファイターという試合ばかりだった。 ただ今のUFCでは、ルールが彼らの思い通りに書き換えられている。ジョゼ・アルドは俺の友人でもあるマルロン・モラエスに負けたばかりだ。しかし、デイナはアルドのタイトル挑戦の可能性について話している。 これが野球で実際に起こると仮定してみよう。チームはプレイオフを戦っている。勝って次は決勝戦だというときに、MLBが、君たちのチームではお金を稼ぐことができないから、負けたチームに決勝戦にいってもらうと言う。 実際にこんなことがUFCで起きている。皆もコナーがカウボーイに勝利したら、彼がライト級のタイトルマッチに挑戦するという話を聞いただろう。彼はハビブ・ヌルマゴメドフに完敗したばかりだ。圧倒されて負けた。カウボーイに関して言えば、彼はここ10試合で7敗くらいしている。俺は彼に負けたが、多くのファイターが彼のことは倒している。」 https://www.bjpenn.com/mma-news/one-championship/eddie-alvarez-argues-1against-ufc-title-shots-for-jose-aldo-conor-mcgregor/

マイケル・ビスピン「コルビー・コビントンが顎を骨折したのは自業自得だ」

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元UFCミドル級王者のマイケル・ビスピンはコルビー・コビントンが顎を骨折したのは試合前のカマル・ウスマンに対する暴言が原因だと考えているようです。 「どれくらいの時間が回復に必要なのかはわからない。もしかするとすぐにトレーニングに戻れるかもしれない。6か月以内には戻っているかもしれない。ただ本当に必要なのはメンタルな部分での回復だ。今後、彼について、顎を骨折したから打たれやすくなってしまったという声が上がってくるかもしれない。過去を振り返ってみても、一度骨折してしまったことで何度も同じ個所を骨折するというパターンを見てきた。彼が悪夢に悩まされる可能性はある。 それに、一度、顎を骨折してしまうと、前に出続けて戦うということを怯んでしまうかもしれない。もし、また同じようなことが起きれば、ファイターとしての人生が終わってしまう可能性が頭をよぎるからだ。 彼は試合前に、試合でカマル・ウスマンの顎を骨折させるから彼は今後ストローを使って飲み物を飲むことになるだろうと罵倒していたが、自分の言ったことが自分に返ってきただけだ。」 https://www.lowkickmma.com/michael-bisping-colby-covington-getting-broken-jaw-is-karma/

カマル・ウスマンはGSPとのスーパーファイトを希望

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UFC245でコルビー・コヴィントンを下しUFCウェルター級王座統一に成功したカマル・ウスマン。 コヴィントンを倒した今、彼が次に対戦するのは? 1 ジョルジュ・サン・ピエール 「皆平等に俺に挑戦する機会を与えたいと思っている。こいつじゃなければならないというファイターはいない。ただもし俺に選択権があるならGSPを選ぶだろう。あと1勝すればウェルター級の最多勝利数でGSPと並ぶことになる。彼に勝ってその名誉を得る事ができれば最高だ。 GSPは相手を攻略することに長けていて、いつでもまるで格下と戦っているのではと思わせてくれる程相手を圧倒してきた。俺はそんなGSPの上位互換ともいうべきだろうか。GSPよりもパワー、スピード、持久力、体の強さで優れていると思っている。GSPのことは尊敬しているが、俺は彼をフィニッシュするつもりだ。」 ウェルター級のレジェンドであるGSPは長年多くのファイターからターゲットにされており、最近では元王者のタイロン・ウッドリーから対戦要求を受けていました。 現王者のウスマンとの対戦が実現すれば注目は間違いなしです。 しかし現在引退しているGSPにとって唯一興味をそそる相手は現UFCライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフのみと言われています。 果たしてどうなるか 2 コナー・マクレガー 145. 155. 170. — Conor McGregor (@TheNotoriousMMA) December 15, 2019 UFC2階級制覇を果たしMMAで最もお金が稼げる男コナー・マクレガーは先日上記のツイートをして3階級制覇を示唆していました。 このマクレガーのツイートを受けて 「彼は自殺願望でもあるんだろう。オクタゴンの中で死にたいとでもいうのか? ウェルター級はフェザーやライト級とは違う。皆ハビブと彼の戦いを覚えているだろう。MMAに対する多大な貢献などコナーのことは尊敬しているが、(俺への挑戦は)辞めたほうが身のためだ。コナーとの戦いは彼にとってフェアではないものになるだろう。坊やは大人しくしているべきだ。」 3 ホルヘ・マスヴィダル ちなみに最も可能性のあるチャレンジャーとしてファンやメディアの間で名前があがるのが今年最も名をあげたホルヘ・マスヴィダル 「誰も彼のことに興味を持っていない。もし次期挑戦者に相応しい男をあげるとすれば、それ

マット・ヒューズに家族に対して接近禁止命令が出される

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UFC殿堂入りを果たしている元UFCウェルター級王者のマット・ヒューズに対して家族や兄弟への接近を禁ずる命令が出されている事が明らかにされました。 ヒューズの妻のオードラさんによればヒューズは 何度も身体的な虐待 を行っただけでなく銃での脅迫もあったようです。 裁判所の書類によれば昨年の12月に ヒューズの妻から接近禁止命令の申し立て があり、そのすぐ後には離婚の申し立てもされています。 2017年の衝突事故で脳障害 2017年に電車と衝突事故を起こしたことで生死を彷徨ったヒューズですが奇跡的に復活。 しかし後遺症として脳障害を抱えていました。 ヒューズの暴力行為はこの奇跡的な復活直後から始まったようです。 首を絞め頭を叩きつける 2017年の9月頃にトラックの鍵を渡す様に求められた妻のオードラさんですが脳障害を起こしているヒューズは運転をするべきではないとして拒否。 するとヒューズはシャワー室にいたオードラさんの首を絞め銃を保管しているロッカーのパスワードの開示を要求。 オードラさんが再び拒否すると首を絞め、頭を浴室に強く叩きつけたられたそうです。 銃で殺すと脅迫 またある時はヒューズが何人もの女性とコンタクトしている事に腹を立てたオードラさんがヒューズの電話を取り上げると、怒ったヒューズが銃で殺すと脅迫。 さらに接近禁止命令の申し立てをする前日には子供達や義理の父親の前で女性問題の件で再び口論となった結果オードラさんを殴るという行動に出たようです。 今回の接近禁止命令によってヒューズは家族の150メートル以内には近づくことが出来ないとされています。 双子の兄であるマークの息子(15歳)に掴みかかる 同じく双子の兄であるマークも同様の申し立てを行っています。 マークによるとマットとはトラクターの所有権の件で口論となったそうですが、マークの息子(15歳)がトラクターを運転していた事に腹を立て、自分こそがトラクターの所有者だとマークの息子に掴みかかったようです。 その後マットはトラクターにガソリンをまき、燃やそうとしたと語っています。 家族への暴力と言うとクリス・ベノワを思い出しますがベノワの二の舞にはなって欲しくありません。 https://www.mmanytt.com/matt-hughes/matt-hughes-accused-of-domestic-vio

GSP vs ハビブ・ヌルマゴメドフ この試合が実現していれば勝つのはどちらか?

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ジョルジュ・サンピエール 「ハビブ・ヌルマゴメドフが俺と戦いたいのは知っていたし実際に彼からメッセージが届いてとても嬉しかった。ただ例えファイター同士に戦いたいという意思があったとしても、試合の実現にはUFCの理解が必要だ。UFCには自分達とは違う考えがあった。ハビブの今後の成功を祈っている。」 先日現役引退を発表した元UFC2階級王者のジョルジュ・サンピエール。ウェルター級王者として2008年から2013年まで9度の連続防衛に成功し2017年にはミドル級のタイトルも奪取しパウンド・フォー・パウンド最強のひとりとして考えられています。 最近ではライト級王者で未だ無敗のハビブ・ヌルマゴメドフとの試合がファンの間で熱望されていましたが、実際に両者が戦っていれば勝つのはどちらなのか。 ESPNの記者たちが今回のドリームマッチについて討論をかわしていました。 ブレット・オカモト 「私は若いファイターの方が有利だと考えている。GSPはハビブよりも7歳も年上でハビブは未だ負け知らずだ。GSPはウェルター級史上最高のファイターだったかもしれないが既に全盛期を過ぎている。例え最高のファイターだった彼でも全盛期を過ぎた状態で無敗のファイターを最初に倒す男になるとは考えにくい。 ただ仮にこの試合がGSPの全盛期に実現していた場合はGSPに勝機があると考えている。」 ジェフ・ワーゲンハイム 「引退のニュースが報道されて以降この試合に関する質問が多く寄せられた。自分自身色々な角度から検証してみる必要があった。この数週間我々はかつて最強とされていたケイン・ヴェラスケスやアンデウソン・シウバらが若いスターに倒されるのをみてきた。彼らに共通するのは年齢を重ねている事や随分長期に渡り試合から遠ざかっていたことだ。 仮に全盛期のGSPと今のハビブが対決するとなればGSPが勝つのは間違いないだろう。GSPの研ぎ澄まされたレスリング力をもってすれば試合は打撃での勝負となりハビブを圧倒するだろう。 ただ現状GSPはこの5年半の間で1度しか戦っていないし彼はもうじき38歳だ。一方のハビブは未だ負け知らずだ。彼以外に無敗のファイターが何人いるのかを考えれば答えは見えてくるだろう。」 チャマトカール・サンドゥ 「ハビブの方が若いし彼は今が全盛期だ。もしこの試合の実現が7年前ならGSP勝利と予想していただろう。

ダニエル・コ―ミエの復帰時期は不透明 どうやら引退の時期は延期された模様

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昨年2階級制覇を果たした際に11月の試合と今年3月の試合で引退する意向がある事を明らかにしていたUFCヘビー級王者のダニエル・コ―ミエですが、怪我の回復が遅れている事から復帰時期が不透明になった事を明らかにしました。 ダニエル・コ―ミエの復帰時期は不透明 UFC230の試合前に背中を痛め一時は試合出場が危ぶまれる程の症状だった背中の怪我ですが、現在も回復しておらず早期の復帰には慎重なようです。 しかし手術などは必要とされていないようです。 「UFC230で背中を怪我してから予定通りに回復出来ていない。良くなったり悪くなったりを繰り返している状況だ。しばらく休養する要がある。 昨年はとても忙しい年となった。こんなに忙しい一年を過ごしたのは2015年以来だ。あの年はジョン・ジョーンズ、アンソニー・ジョンソン、アレクサンダー・グスタフソンの3人を相手にした結果、体が悲鳴を上げてしまい9か月間体を休める事になった。 昨年も2015年同様タイトルマッチを3度戦い、5ラウンド戦うためのトレーニングキャンプを3度こなした。それに加えてTUFのコーチ役、解説者の仕事や高校のレスリング部のコーチの仕事を務めた。 今はまだUFCと次の試合について話し合いを持てる時期ではない。しっかりと怪我を治してから話し合いの場を持ちたい。」 デイナ・ホワイトはコ―ミエにあと3試合戦って欲しいと希望 そんな中ボスのデイナ・ホワイトはDCの引退は時期尚早とコメント。 「正直彼には引退の予定などないと思っている。DCは今怪我をしている。以前彼は引退について語っていたが、ファイターに引導を渡すのは俺の仕事だ。DCは引退する必要は全くない。おそらく彼は引退までに3試合ほど戦う事になるだろう。」 昨年7月にヘビー級王者のスティペ・ミオシッチを1ラウンドノックアウトで倒し2階級制覇を達成、11月にデリック・ルイスを相手に初防衛戦を戦い見事防衛に成功したコ―ミエに残された試合は元ヘビー級王者のブロック・レスナー戦のみだけだと思われていましたが、どうやら予定通りにはいかないようです。 「彼と今後対戦する可能性のあるファイターとしてはブロック、スティペ、それにジョーンズになる。これが彼に残された試合だ。この3試合をこなした後に彼はおそらく引退となるだろう。」 https://www.mmaweekly.com/dani

ジョゼ・アルドが今年いっぱいで引退する事を表明

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ジョゼ・アルドが今年いっぱいで引退する事を表明 今週末にフェザー級4位のヘナート・モイカノとの戦いを控えている元UFCフェザー級王者のジョゼ・アルドがPortal do Vale Tudoとのインタビューの中であと3試合で引退する可能性がある事を明らかにしました。 チャンピオンになりたいとの情熱がなくなった 「戦いで傷ついた体を元通りにするためにお金を費やし続けるのは終わりにしたい。健康的な体でいたいし、もっと娘との時間を増やしたい。40歳を過ぎボロボロになりながら戦うアイドル達を見てきたが彼らのようにはなりたいない。しっかりと引退後の事を考えて生きてきたから経済的に困ることはない。いつでもやめることが出来る。 再びチャンピオンになれば契約更新は確実だが、俺はもうアンドレ・デデ・ペデネイラスに契約交渉に臨んで欲しいとは思っていない。」 あと3試合で引退したい 「今はモイカノ戦後に、再びブラジルの大会で5月、そして年度末に戦う事を目標にしている。ただ対戦相手は俺が引退を予定しているからといって見くびらないで欲しい。俺はいつでも相手にとってタフな存在であり続けるし全ての試合で勝利するつもりだ。」 今回メインイベントではなくセミファイナルで戦う事になった経緯について 「正直セミファイナルで戦うのは不本意だし残念だった。デデの考えに従っただけだ。彼が5ラウンドよりも3ラウンドの方が良いと判断した。デデなしでは今日の成功はありえないし彼が3ラウンドで戦うべきだというなら俺は彼のアドバイスに従うだけだ。」 アンドレ・ペデネイラスが語る3ラウンドで戦う事にした理由とは 「アルドが2009年にWECでチャンピオンになって以来、我々は常に5ラウンドで戦うためのトレーニングを続けてきた。違いはたったの2ラウンドだと思うかもしれないが、この両者にはとてつもない違いがある。 今回の試合で勝利を収めてもアルドにはタイトルマッチの希望はない。彼もこの件に関しては理解を示している。もしブライアン・オルテガがチャンピオンになっていれば話は別だったが、マックス・ホロウェイがチャンピオンでいる限りアルドがタイトルマッチに臨む確率は極めて低い。それはアルドが次の試合でモイカノを秒殺しても変わらないだろう。」 https://www.bloodyelbow.com/2019/1/29/18201979/j